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次世代を担う男子フィギュアスケート界のジュニア注目選手4人

2016 9/28 16:32
フィギュアスケート
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Photo by Sergey Nivens/ Shutterstock.com

男子フィギュアスケートが好きな方へ。
次世代の注目選手を先取りして知りたい方におすすめです。
世界が注目する男子フィギュアスケートのジュニア注目選手4人を紹介します。

2016年世界ジュニア選手権優勝「ダニエル・サモーヒン」

ダニエル・サモーヒンはイスラエル テルアビブ出身のフィギュアスケートのジュニア選手です。フィギュアスケートコーチの両親の元に生まれ2013-2014年に初の国際大会であるジュニアグランプリシリーズのメキシコ杯で3位になりました。その後キャリアを重ね2015-2016年のジュニアグランプリファイナルに出場したものの5度の転倒で5位に終わります。2016年の世界ジュニア選手権では、SPは9位と出遅れましたがフリーで何と3本の4回転ジャンプを成功させイスラエル人初の優勝という快挙を成し遂げています。
演技、ステップも素晴らしく、ジャンプもダイナミックに4回転を飛びます。2015年10月15日のR-SPORTS通信のインタビューで「モルドヴィアン・オーナメント」大会を前に、演技中は常に自分との戦いと語っています。笑顔が爽やかでナイスガイ!今後に注目です。

日本男子フィギュア界の期待の新星「山本草太」

山本草太は大阪府出身のフィギュアスケート選手で2015年世界ジュニア選手権3位、2014年ジュニアグランプリファイナルでSPにて自身が国際舞台で初めての3回転アクセルを成功し、ジュニア歴代最高得点を記録、総合で2位となりました。憧れの選手は羽生結弦選手だそうです。その後も2015年の全日本ジュニア選手権に優勝する等、数々の大会で活躍をしましたが、残念ながら2016年3月12日に右足首骨折の為、世界ジュニア選手権を辞退しています。
長い手足を生かしたしなやかな演技力に技術も付いてきており、故障するまでは紛れもなく日本ジュニアのエースと称されていました。今年10月頃の復帰を予定しており今後の活躍が期待されています。

フィギュアスケート大国ロシアの注目選手「ドミトリー・アリエフ」

ドミトリー・アリエフはロシアのフィギュアスケート選手で、2013年からエフゲニー・ルカヴィツィンに師事を受けてから2014-2015年のジュニアグランプリシーズンにて2戦出場して2戦共に3位と結果を出しました。
2015-2016年のジュニアグランプリシリーズのリガ杯に出場して4回転トウループを成功し優勝しました。続くオーストリア杯も優勝。同年のジュニアグランプリファイナルでは2位に輝きました。軽やかなジャンプをこなし、個性的な演技力はすぐにシニアでも通用しそうです。

ロシア男子フィギュア界の伸び盛りの注目選手「ペドル・グメンニク」

ペドル・グメンニクは2002年4月ロシアサンクトペテルブルク出身の選手です。ピアノ、読書、音楽、サイクリングと多趣味な一面を持つ14歳です。153cmと小柄ながら2015年ジュニアグランプリシリーズのニース杯ではSPを1位で折り返し、フリーでも1位で見事優勝しました。まだあどけない顔立ちは、可愛らしさを感じさせます。
女子並の体の柔らかさとスピーディーなステップ&スピン、バレエの要素を感じさせるしなやかな演技力から将来を担うトップスケーターを感じさせます。

まとめ

華麗で力強い演技で沸かせる男子フィギュアスケートですが、ジュニア世代から4回転ジャンプに取り組んだりと高いレベルを意識した選手がたくさんいます。ぜひ男子フィギュアのジュニア選手達にも注目してください!

以上「次世代を担う男子フィギュアスケート界のジュニア注目選手4人」でした。