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力強い美しさが魅力の安藤美姫選手!彼女の想いがこもった音楽

2016 9/23 11:08
女子 フィギュアスケート
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Photo by Ivica Drusany/Shutterstock.com

女性らしさの中にも力強さを持つ安藤美姫選手に魅了されていた方へ!
もっとその魅力を知りたいと思いませんか? ここでは、是非とも知っていただきたい彼女の想いのこもった音楽を紹介します。

お父様に捧げた音楽 モーツァルトの「レクイエム」

モーツァルト作曲の「レクイエム ニ短調K.626」は、フォーレやヴェルディの作品と共に、三大レクイエムの一つとして有名な作品です。14曲から構成されており、安藤美姫選手は、2009年から2010年シーズンのショートプログラム(SP)で「第8曲 ラクリモーサ」と、「第3曲 ディエス・イレ」の2曲を使用しました。モーツァルトが亡くなったことにより、「レクイエム ニ短調K.626」は、未完のまま残されてしまいました。その後、弟子のフランツ・クサーヴァー・ジュースマイヤーが補筆し完成した楽曲です。
レクイエムというのは、死者のためのミサ曲で、このプログラムは亡くなったお父様に捧げられたプログラムでしたね。安藤美姫選手の想いが伝わって感動された方も多かったのではないでしょうか。

AIの楽曲「ママへ」安藤美姫、母としての想い

安藤美姫選手が、未婚の母として出産していたという衝撃のニュースが話題になった事がありましたね。そんな中、福岡で「ファンタジー・オン・アイス」のショーが行われました。出産後初の演技披露となるこのプログラムで彼女が選んだ音楽が、ゲストで来ていたAIさんの「ママへ」でした。何と、AIさんの生歌での演技だったという事で、こみあげてくる物があったのではないでしょうか。
この「ママへ」というバラードは、母への愛を込めた曲だそうです。安藤美姫選手は母になり、また違った演技で観客を魅了してくれましたね。

安藤美姫の心を支えた音楽「I believe」

「I believe」は絢香の楽曲で、安藤美姫がエキシビションで使用しました。安藤美姫と絢香は同い年で誕生日や血液型まで同じだといいます。この曲は、絢香が高校生2年生の時に悩んでいた自分の将来や抱えていた不安に対して、自分を信じる事から全てが始まるんだというメッセージを込めて書いた曲でした。安藤選手は、不調だった時にこの曲に支えられたそうですね。
世界フィギュアで優勝した際に絢香が贈った指輪をつけて演技していた事を知った絢香は感動したと語っていました。エキシビションでは絢香が「I believe」を生で歌い、多くの人たちに感動を与えてくれましたね。

ストラヴィンスキーのバレエ音楽「火の鳥」

2013~2014シーズンのフリースケーティング(FS)に使われた曲です。イーゴリ・ストラヴィンスキーによって作曲されました。ロシアの民話に基づいたストーリーのバレエ音楽で、1910年にパリで初演されました。ジュニアからシニアへの節目のシーズンでも使用されており、安藤美姫選手にとっては大切な曲といえるでしょう。現役生活の集大成のシーズンに、またこの曲を選んだのには、安藤美姫選手のこの曲への強い想いがあったのではないのでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか?安藤美姫選手の想いがこもった音楽をご紹介しました。現在は引退しスポーツのコメンテーターなどとしても活躍している彼女の今後も楽しみですね。

以上「力強い美しさが魅力の安藤美姫選手!彼女の想いがこもった音楽」でした。