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未来のフィギュア界を担う!世界ジュニアフィギュアスケート選手権とは

2016 9/8 14:08
宇野昌磨(世界ジュニアフィギュアスケート選手権2013出場時)Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

世界ジュニアフィギュアスケート選手権とは

国際スケート連盟(ISU)が主催の国際大会である世界ジュニアフィギュアスケート選手権(世界ジュニア選手権)は、ジュニア世代の大会としては最大とされている。

ペアとアイスダンスの男子選手は13歳-21歳、その他の選手は13歳-19歳と出場資格に年齢制限があり、2019-2020シーズンにおける日本の出場枠は男女シングルが各2枠、ペアとアイアスダンスが各1枠と決まっている。選考は全日本選手権大会の時に開催される選考委員会で決定。

全日本ジュニア選手権大会優勝者は出場できるが、その他は下記のいずれかに各党する選手の中から選考される。その際、最終選考会である全日本選手権大会への参加は必須(事情により考慮される場合もある)。
・全日本ジュニア選手権大会2位もしくは3位
・ISUジュニアグランプリファイナル出場者
・全日本選手権大会参加者のうち上位3名
・全日本選手権大会終了時点でのISUシーズンワールドランキング上位3名
・全日本選手権大会終了時点でのISUシーズンベストスコア上位3名

過去に出場した日本人選手

【男子シングル】
2002年:高橋大輔(優勝)
2005年:織田信成(優勝)
2006年:小塚崇彦(優勝)
2010年:羽生結弦(優勝)
2011年:田中刑事(2位)
2015年:宇野昌磨(優勝)、山本草太(3位)

【女子シングル】
1984年:伊藤みどり(3位)
1988年:八木沼純子(2位)、柏原由起子(3位)
1989年:八木沼純子(2位)
1993年:小岩井久美子(優勝)
2002年:中野友加里(2位)、安藤美姫(3位)
2003年:太田由希奈(優勝)、安藤美姫(2位)
2004年:安藤美姫(優勝)
2005年:浅田真央(優勝)
2006年:浅田真央(2位)
2010年:村上佳菜子(優勝)
2015年:樋口新葉(3位)
2016年:本田真凛(優勝)、樋口新葉(3位)
2017年:本田真凛(2位)、坂本花織(3位)

この結果を見れば、女子は特にシニアでもおなじみの名前が2度3度挙がっており、既にジュニアのころから世界のトップレベルで戦い続けてきたことが伝わる。つまり、選手にとって世界ジュニア選手権は登竜門なのだ。