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「福岡の星」川原星が引退。次世代を担う九州スケーターは誰だ?

2018 3/29 11:54川浪康太郎
川原星
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女子は竹野比奈と藤由妃乃が世代を引っ張る

女子はジュニア世代が熱く、今大会は34名がエントリーした。昨季は出場した20名中90点を超えたのが7名だったが、今大会は19名と大幅に増えており、レベルも高い。
その世代を引っ張るのが高校生の藤由妃乃だ。SP、フリーともに格の違いを見せつけ、堂々の5連覇を達成。インターハイでは九州勢で唯一決勝に進み、9位に入るなど着実に全国の舞台で経験を積んでいる。
質の高いジャンプやスケーティングを武器に、後を追う江川マリア、大山田光らと共に更なる飛躍を目指す。

選手権女子は5人がエントリーし、福岡大の竹野比奈が優勝。竹野はジャンプの安定感と美しいスピンが持ち味の選手で、国内の大会で好成績を出し続けている。
特に2017-18シーズンの全日本選手権ではSP、フリーともに圧巻の演技を見せ、169.55点という高得点をマーク。16位に入り、全国の強敵たちに向け存在感を示した。
同じく福岡大の上地悠理花と共に、シニア世代の中心として今後も福岡を背負う。

福岡だけじゃない!熊本、大分、沖縄のスケーターも存在感

福岡には3つの通年リンクがあるが、それ以外の九州地方の通年リンクは沖縄のスポーツワールドサザンヒルのみというのが現状であり、九州のフィギュア界はまだまだ発展途上といえる。今大会も福岡の選手が大半を占めたが、福岡県外のスケーターも持ち味を発揮した。

日本最南端の通年リンクにあるクラブサザンクロスからは、園田りんがジュニア選手権女子で11位、山田琉伸がジュニア選手権男子で1位に入り、他県に引けを取らない実力を見せた。
通年リンクはないものの有望選手の多い熊本からは、ジュニア選手権女子4位の中野由菜らKPBの選手が健闘。
またノービスB女子では大分ゴールドFSCの加生捺乃が優勝した。数こそ少ないが各々が個性と実力を兼ね備えており、九州全体でのレベルアップに期待がかかる。

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