心を離さない6人の選手
フィギュアスケートの魅力の1つといえば、選手たちが見せる華やかな演技だ。華麗な衣装に美しい音楽、スポットライトが光る氷上のステージと選手の卓越した演技は、見る者を魅了する。かつて多くのファンを虜にし、リンクを去った後も心をつかんではなさない。そんなイケメンスケーター6人を紹介する。
フィギュアスケートの魅力の1つといえば、選手たちが見せる華やかな演技だ。華麗な衣装に美しい音楽、スポットライトが光る氷上のステージと選手の卓越した演技は、見る者を魅了する。かつて多くのファンを虜にし、リンクを去った後も心をつかんではなさない。そんなイケメンスケーター6人を紹介する。
まず紹介するのは、カナダのジェフリー・バトル。90年代後半~00年代にかけて活躍した選手で、カナダ選手権では3連覇を達成した。
世界選手権で金メダル1度、四大陸選手権で金メダル2度、2006年トリノオリンピックでは銅メダルを獲得するなど、21世紀初頭を代表するフィギュア選手であった。
カナダの貴公子と呼ばれるルックスと、キレのあるジャンプで多くのファンを魅了した。現在は振付師として活動しており、羽生結弦や本田真凛の振付も担当するなど現在もフィギュアスケート界の第一線で活躍している。
ロシアのアレクセイ・ヤグディンも、イケメン選手として有名である。小さな顔に、力強い目を持つワイルドな顔だち、演技中の真剣な眼差しは多くのファンの心をわしづかみにした。
アレクセイ・ヤグディンは選手としても非常に優秀で、エフゲニー・プルシェンコのライバルでもあった。グランプリファイナルで2度の金メダル、世界選手権では3連覇を含む4度の金メダルを獲得。
オリンピックでは2002年のソルトレイクシティで金メダルを獲得するなど、間違いなく90年代後半~00年代前半にかけて、フィギュア界の頂点に君臨していた選手だった。
続いてもロシアから、イリヤ・クーリックを紹介しよう。選手としてはアレクセイ・ヤグディンより少し前、主に90年代を通して活躍していた選手だ。
1996年の世界選手権では銀、1997年のグランプリファイナルでは金メダルを獲得している。
そんな彼がもっとも話題となったのは、やはり1998年の長野オリンピックだろう。ブロンドの髪と大きな瞳でファンを魅了し、「氷上のディカプリオ」と呼ばれた。(97年12月から映画『タイタニック』が公開されていたことも影響した)
4人目は、アメリカのジョン・ジマーマンを紹介しよう。シングルではなくペアで活躍した選手で、全米選手権では00年~02年まで3連覇を達成。
四大陸選手権では銀メダル、世界選手権でも銅メダルの経験がある。オリンピックでは、2002年のソルトレイクシティに出場し5位。
パートナーの伊奈恭子とともに、大きな話題となった。
長い髪に彫りの深い目、高い鼻とがっちりとした体は、俳優としてそのまま映画に出てきそうなほど。実際に映画『俺たちフィギュアスケーター』で本人役として出演したこともある。
日本人が世界に誇るイケメン選手といえば、やはり高橋大輔だ。00年代を代表するフィギュアスケーターの1人で、世界一ともいわれたステップを武器に、数多くの実績を作っていった。
世界選手権では銀メダル2度、金メダル1度。2010年のバンクーバーオリンピックでは銅メダルを獲得している。
日本人にしては目鼻立ちがハッキリとしており、その存在感は他の日本人選手とは一線を画していた。現在はアイスショーに留まらず、テレビや舞台などでも活躍している。
最後は田村岳斗(やまと)を紹介しよう。選手として90年代後半~00年にかけて活躍した選手であり、98年には高校3年生ながら長野オリンピックにも出場した。
国内ではシングルでもペアでも活躍しており、97年の全日本選手権ではシングルで2位、ペアで1位という結果を残したこともある。
昔からジャニーズ系のイケメンとして知られていた。2004年の引退から10年以上の時が経ち、現在はコーチとして多数の選手を指導。
テレビ中継で選手と一緒に得点発表を待っている田村の姿が、ほんの一瞬映ることがあるが、そのイケメンぶりは衰えず度々「イケメンコーチ」と話題になっている。