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その滑りを音楽にのせて!羽生結弦の歴代使用曲・平昌五輪使用曲

2018 2/16 10:02Mimu
羽生結弦 オリンピック
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Ⓒゲッティイメージズ

ソチオリンピックで最高の演技 「パリの散歩道」

2012-2013年、2013-2014年と2シーズンに渡ってショートプログラムで使用したのが、「パリの散歩道」だ。北アイルランドのギタリスト、ゲイリー・ムーア氏が1978年に発表したアルバム「バック・オン・ザ・ストリーツ」に収録されており、後に彼を代表する曲にもなった。

ムーア氏は当時、ロックバンド『シン・リジィ』のギタリスト。「パリの散歩道」は、同バンドのフィル・ライノット氏と共同で作られた。その歌詞は、ライノット氏の幼少時に生き別れた父親を思うメッセージでもある。曲全体が哀愁に包まれ、羽生はこの曲を切なく、それでいてロック的な荒々しさを取り込みながら演じていた。振付はジェフリー・バトル氏が担当。

2014年ソチオリンピックでも、ショートでこの曲を使用。冒頭の4回転トゥーループ、そして3回転ルッツ+3回転トゥーループという高難易度のジャンプを完璧に決め、当時のショート歴代最高点となる101.45点をマークしている。

感情を込めた艶やかな演技 「ロミオとジュリエット」

2013-2014年にフリープログラムで使用した曲が、映画『ロミオとジュリエット』の劇中曲である。ウィリアム・シェイクスピア原作の戯曲として非常に有名であり、過去に何度も映画化されている。

羽生が使用したのは、1968年フランコ・ゼフィレッリ監督によって作品化されたものだ。劇中曲は映画音楽の巨匠、ニーノ・ロータ氏が手がけている。力強く情熱的、しかしどこか切なく、苦しい。さまざまな感情が入り乱れる非常に難しい演目であるが、羽生はこの曲を指先まで艶やかに使いながら表現し、独自の世界観を作り出していた。振付はデビッド・ウィルソン氏が担当している。

『ロミオとジュリエット』は、ソチオリンピックのフリーでも使用された。この時は2度の転倒があって178.64と点数は伸びなかったが、ショートプログラムを完璧に決めていたこともあり、見事金メダルに輝いている。

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