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フィギュア四大陸選手権2017で準優勝、ガブリエル・デールマン選手

2017 4/20 11:07茶色野うさぎ
フィギュアスケート
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Photo by Olga Besnard/Shutterstock.com

2017年2月に韓国で開催された四大陸選手権2017では日本の三原舞依選手が優勝、2位にガブリエル・デールマン選手が入りました。今回は成長著しいカナダの期待の星、ガブリエル・デールマン選手に注目して経歴や強さの秘密などを紹介していきます。

カナダの新星、ガブリエル・デールマンという選手

カナダという国はウィンタースポーツの盛んな国で、フィギュア人気も日本に負けないものがあります。その中でも2017年2月に開催された四大陸選手権で2位に入ったガブリエル・デールマン選手は成長著しい有望株です。
1998年1月13日生まれのデールマン選手は日本の三原舞依選手の一学年上にあたる年齢の若手ですが、2014年のソチオリンピックにカナダ代表として出場するなど経験も豊富です。身長も三原選手に近くて155㎝と小柄ですが、跳躍力があり高いジャンプを武器にしています。
妖艶な感じの顔立ちで、同じくカナダのケイトリン・オズモンド選手とともに非常に人気の高い選手です。

ガブリエル・デールマン選手の経歴

デールマン選手は4歳でスケートを始めると順調に成長し、14歳で迎えた2012-2013シーズンにはシニアの大会に出場。カナダ選手権2013では初出場で2位に入るという快挙を成し遂げます。
この時の1位がケイトリン・オズモンド選手、3位がアレーヌ・シャルトラン選手で、この年以降この3人でカナダ女子のトップ3の座を独占する状態が続いています。
2015年のカナダ選手権で初優勝を飾りますが、世界選手権では21位と沈みます。これを機会にコーチ陣を変更、その後は国際大会でも上位に入ることが多くなってきました。2016‐2017シーズンでは、ネーベルホルン杯で3位という成績を収めています。

四大陸選手権2017での活躍

2017年2月に韓国で開催された四大陸選手権で、ガブリエル・デールマン選手は成長した姿を見せてくれました。もともともっている高いジャンプはそのままで、エッジワークに磨きをかけてきた彼女の演技は高く評価され、ショートプログラムでは1位につけます。
フリースケーティングでも安定した演技を見せ、結果として三原舞依選手に次ぐ総合2位という成績に終わります。しかしショート68.25、フリー128.66、トータル196.91という自己ベストを更新しての2位は非常に自信につながる好結果といえるでしょう。

ガブリエル・デールマン選手の強さの秘密

ガブリエル・デールマン選手の強さの秘密として挙げたいのは、良い時代に生まれたという点です。
まずカナダ女子フィギュアのスターでバンクーバー五輪銅メダリスト、ジョアニー・ロシェットさんというよい先例がいたことと、同世代のライバル、ケイトリン・オズモンド選手、アレーヌ・シャルトラン選手との3人でしのぎを削っている状況が彼女の成長を助けているのは間違いありません。
また、2015年に思い切ってコーチ陣を変更、ブライアン・オーサーさん、リー・バーケルさんの二人がコーチについています。二人とも有名選手を育てた名コーチで、織田信成さんや羽生結弦選手を指導した経験もあり知っている方も多いと思います。そして今、この二人の指導が彼女の才能を開花させています。

ガブリエル・デールマン選手の今後の展望

まず一番の目標は2018年に韓国で開催される平昌オリンピックということになるでしょう。ケガの多かったケイトリン・オズモンド選手も、その後の練習メニューを改善したりとかなり安定感が出てきており、カナダ選手権でもかなり激しい代表争いが待っているでしょう。
しかし、平昌オリンピックと同じ会場で開催された四大陸選手権2017でよい成績を収め、ケイトリン・オズモンド選手より上位に食い込んだという結果は、デールマン選手を精神的にかなり優位に立たせたのではないでしょうか。
さらに上を目指すためにはやはりトータル200ポイントを超える必要が出てくるでしょうから、そのあたりをコーチ陣がどのように仕上げてくるかも注目です。

まとめ

2017年2月の四大陸選手権2017で2位と健闘したガブリエル・デールマン選手について紹介してきました。同じカナダ出身のケイトリン・オズモンド選手ともども、今後日本でも人気が高まっていきそうな感じですね。平昌オリンピックに向けて、要チェックです!

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