「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

フィギュアスケート観戦を生で楽しむための豆知識5選

2016 11/1 10:56
フィギュアスケート
このエントリーをはてなブックマークに追加

Photo by Sergey Nivens / Shutterstock.com

全国のフィギュアスケートファンの方へ。本稿では、フィギュアスケートをテレビではなく現地で生観戦する際に知っておきたいことにスポットを当てたいと思います。テレビ越しでは分からない習慣や意外と知らないルールまで5つのポイントを紹介します。

【1】チケットの相場ってどれぐらい?

まだ現地観戦をしたことがない人にとっては、チケットの相場すら未知の世界のはずです。会場となるのは全日本選手権や国際大会となると、大物アーティストがライブで使用する収容人数を持ったアリーナが使用されます。
例えば2016年11月25?27日にかけて開催されるNHK杯は、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開催されます。1日あたりの最安値はスタンドB席(注釈席)で3,000円、最もリンクに近いアリーナ席は14,000円で販売されます。プロ野球の内野指定席が5,000~8,000円と比べると、比較的割高かもしれません。かつ、3日間限りの国際大会ともなるとチケット購入も至難の技。良席は喉から手が出るほどほしい「プラチナチケット」なのかもしれません。

【2】気をつけたい観戦マナー

フィギュアスケートの美しい演技を楽しむ上で、観客にも配慮すべきマナーが存在します。
まず、原則観客席からのカメラを使っての撮影は禁止。日本国内は共通のルールとなりつつあります。また、演技終了後にリンクに投げ込まれるバラについても決まりがあります。基本的には投げ込みができるのは1階席のみ。会場で売られている、上下の口がきちんと閉まったもののみが投げ込み可能です。なお、販売額は通常のバラ500円、ちょっと豪華な金色のバラが1,000円に設定されています。花びらが散らばりリンクの状態を乱すことを考慮して、このような加工が施されています。最も気をつけたいのが声援。神経を使うスポーツなので、演技中の声援や拍手は控え、終了後に大きな拍手を送ることが理想とされています。

【3】演技で使用する音源をめぐる議論

ショートプログラムとフリーの合計点を競うフィギュアスケートですが、各選手が使用する音楽にもルールがあります。
2013-14シーズンまで、エキシビジョンとアイスダンスを除いて、歌詞を含む音源の使用は禁止されていました。音源の持つ歌詞やボーカルの世界観が、ジャッジの評価に影響を与えるかもしれないという可能性を危惧したためのルール設定でした。その一方で、資金力に乏しい選手たちは、楽曲アレンジにかかるコストが増大するほか、演技するための選択肢が広がらないという現状を鑑みて、2014-15シーズンより解禁となりました。
王道のクラシック音楽や映画のサウンドトラック、または歌詞付きの流行曲か、会場では各選手の選曲にも注目してみてください。

【4】とても大変!スケートリンクの作り方

選手たちが快適に滑るために細心の注意を払って造られるのがスケートリンク。専門業者が可搬式の冷凍機と氷点下の水が流れても問題ない耐冷のパイプユニットを使用します。断熱処理された床に少しずつ水を撒きつつ、冷凍機から冷凍液を流して表面を凍らせていきます。水平でムラのない表面を作り上げるために正確さが求められるため、数日かけて完成まで導きます。
ちなみに、フィギュアスケートで必要な氷の厚さは8cm。リンクが溶けるのを防ぐため、会場内の温度は低めに設定されているほか、リンクの下には常に冷凍液が循環する仕組みがなされています。もちろん、会場内は寒くなっていますので、観戦時はコート着用が必須。体温低下を防ぐためのブランケットやネックウォーマーを持参することをオススメします。

【5】大会公式グッズの売れ筋ナンバーワン!

日本国内であればさまざまな大会の公式グッズが販売されています。肉まんや豚汁で体を温めるグルメを手にすることも大切ですが、公式グッズが並ぶ物販スペースを楽しむことも欠かせません。
公式グッズの中で最も人気があり、手に入りにくいのが大会公式パンフレット。お値段は約2,000円程度。映画のパンフレットが1,000円以下であることを踏まえると、やや高い買い物に思えるかもしれません。しかし、熱狂的なファンが多数押し寄せる主要大会では、あっという間に完売してしまうのです。それも開場後すぐだというのだから驚きです。
当日の滑走順が記されたペーパーと合わせて、各選手のプロフィールや大会の見どころ過去の成績などに目を通すことで、演技に対する注目度も上がるはずです。

まとめ

注目度が上がるにつれ、昔と比べればテレビ中継もいたって普通のことに思えるようになってきたフィギュアスケート。しかし、現地での観戦に勝るものはありません。スポーツ観戦にしては高くつくかもしれませんが、ぜひチケットをゲットして会場に足を運んでみてください。

関連記事

おすすめの記事