イリーナ・スルツカヤってどんな選手?
ロシアモスクワ出身のイリーナ・スルツカヤ選手(以下敬称略)。ロシアでは「イーラ」という愛称でみんなに愛されおり応援されていた。
「決してくじけない(Naver fall down)をモットーに全力でフィギュアスケートをする彼女に魅了された人もたくさんいたのではないだろうか。「バルス」という秋田犬を飼っていたり日本好きの部分も垣間見え、日本にも多くのファンを抱えていた。フィギュアスケートを「人生(That's life)」とコメントをしていたことも印象的な選手だ。
スルツカヤの生い立ちと歴史
スルツカヤは、生まれたときから身体が弱く医者にスポーツを勧められたこともあり、4歳からフィギュアスケートを始めた。6歳の時にはジャンナ・グロモアから指導をうけ、選手時代ずっとこのコーチとともに頑張ってきた。
1995年の世界ジュニア選手権で優勝をしてからは、翌年のヨーロッパ選手権でロシア女子の初優勝をとげるなどの功績をあげ、同じ年の世界選手権で銅メダルを獲得した。そこからはずっと成績を残し、銀メダルなども獲得している。
スルツカヤの過去の功績
スルツカヤがフィギュア界で残した功績を時系列で紹介する。1995年世界ジュニア選手権で優勝。1996年ヨーロッパ選手権で優勝。1996年世界選手権で3位。1998年世界選手権2位。2001年世界選手権2位。2002年ソルトレイクオリンピック2位。2003年グランプリファイナル2位。2005年・2006年グランプリシリーズ優勝。2006年トリノオリンピック2位。このように数々の功績を彼女は残した。
スルツカヤの引退表明の報道とその後
数々の功績を残し続けていた彼女だが2006年11月引退表明の報道をされた。ただこの報道は否定されたが、トリノオリンピック以来ほとんどフィギュアスケート競技会には参加していない。2007年に長野で開催されていた「Japan Super Callenge」でゲストで登場したりはしている。2007年にははじめての出産を控えショーの出演を休止した。出産後はショービジネスをはじめ、アイスショーなどに出演して活躍している。ソチオリンピックの親善大使に選ばれたり、まだ選手活動は続いている。
スルツカヤの演技が見られる
スルツカヤは日本のアイスショーにも出演している。彼女のスケーティングを見たくなったら行ってみてはいかがだろうか。アイスショーは日本で活躍している選手もたくさん出るのでとても人気がある。スルツカヤが出るアイスショーをチェックして早めに予約をするといい。フレンズオンアイスなどに出演しているそうだ。テレビ番組でもお目にかかれるみたいなので、出産して母になった素敵な彼女の笑顔をまた見てみよう。
まとめ
イリーナ・スルツカヤ選手を紹介した。過去にどんな功績を残していたか知りたくなった時の参考にしてほしい。