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羽生結弦がメッセージ「笑顔で語り合える日々が来ることを祈っています」

2020 4/17 20:38SPAIA編集部
羽生結弦Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

JOCの公式ツイッター通じ

フィギュアスケートの羽生結弦がJOC(日本オリンピック委員会)の公式ツイッターを通じて、新型コロナウイルスの感染拡大に苦しむ人々に動画メッセージを送った。

黒いパーカー姿に落ち着いた口調で、不要不急の外出を控えるよう呼びかけ。また、日頃の応援が力になっていることに感謝の気持ちを述べ、医療関係者らコロナウイルスという見えない恐怖と戦う人々に「遠くから応援の気持ちを飛ばしていきたい」と話した。

さらに闘病中の患者に対して「本当に苦しいと思いますし、想像を絶する恐怖とも闘っていらっしゃると思います。真っ暗闇なトンネルの中で、希望の光を見出すことはとても難しいと思います。でも、3・11の時の夜空のように、真っ暗だからこそ見える光があると信じています」とエール。16歳だった2011年3月11日に故郷の宮城県仙台市で東日本大震災を経験、どん底の状況から立ち直るまでつらい時間を過ごしただけに、思いのこもったメッセージとなった。

最後に「皆様が心からの笑顔で語り合える日々が来ることを祈っています」と締めくくり、動画は終了。羽生は3月18日にカナダのモントリオールで開幕が予定されていたフィギュアスケート世界選手権に出場予定だったが中止となり、覇権奪回が来季に持ち越しとなっていた。

羽生がメッセージを送るJOCのツイッターはこちらから。

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