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宇野昌磨、新型コロナ注意喚起で見えた来季への決意

2020 4/4 11:00田村崇仁
宇野昌磨Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

外出控えオンラインで毎日練習、筋肉痛も

新型コロナウイルスの感染は世界的に拡大し、都市封鎖まで起こる中で、各国のさまざまなスポーツ選手も不安を抱えながら練習環境の確保に苦悩している。そんな中、フィギュアスケート男子で2018年平昌冬季五輪銀メダリストの22歳、宇野昌磨(トヨタ自動車)がこのほど自身の公式サイトでメッセージを発信し、近況報告とともに新型コロナ対策への注意を呼び掛けた。

写真は大きめのサングラスに厳重なマスク姿。「ズボらな性格ですが手洗い消毒、マスク着用は毎日怠らずにしています。外出を控えるのも得意な方ですので大丈夫です。大切な人達を悲しませない様、心配させない様に最大限気を付けていきますので、皆さまもお身体を大切にして下さい」と現在の心境をつづった。

その上で「追伸」として「身体が鈍らないように、国を超えて、チームステファンとオンラインで毎日トレーニングをしています!かなり筋肉痛です、、、」と締めくくり、感染予防策で現代ならではの最先端技術を駆使した充実の練習と来季への決意をのぞかせた。

「彼に限界は見えない」とランビエル氏

今シーズンを締めくくる世界選手権(3月18~21日・モントリオール)が新型コロナ拡大で中止され、4月に予定されたアイスショー「スターズ・オン・アイス」も残念ながら中止となった。

環境が激変してステップアップを刻んだ今季の集大成とする機会を失ったが、年明けから本格的に指導を仰ぐ元世界選手権王者のステファン・ランビエル氏(スイス)は五輪チャンネルのインタビューで「あれだけの才能の持ち主と仕事ができるのは本当に光栄だ。シーズンの序盤はもう少しトレーニングする時間が必要だった。しかし彼に限界は見えない。彼はチャレンジャー。練習でも自分自身に挑戦するのが好き。年々成長するのが見て取れる」と教え子を高く評価している。

昨年12月の全日本選手権はフリーでフリップと2度のトーループを決め、冬季五輪2連覇の羽生結弦(ANA)を逆転して4連覇を成し遂げた。2月からはスイスのシャンペリーに練習拠点を置き、現在の状況は公表していないが、新たな環境で競技に没頭する日々を送る。

新エキシビション曲の振り付けは宮本賢二氏

宇野は新エキシビション曲の振り付けを宮本賢二氏に依頼し、初タッグを組むことも公式サイトで明らかにした。宮本氏は2010年バンクーバー冬季五輪で高橋大輔のショートプログラム(SP)の振り付けを担当し、日本人初のメダルとなる銅メダル獲得に貢献したことでも知られている。

「今は、考える時間が沢山出来た事で、次へのステップの準備期間としています。新しいエキシビ曲で、初めて宮本先生に依頼する事になり、とても楽しみです」と報告。さらに「一刻も早く安心して生活出来る様になり、皆さまの前で演技する事をモチベーションにし頑張ります!」と来季への意気込みを語った。

新型コロナウイルス感染拡大による影響まとめ
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