エペの名選手、見延和靖氏
見延和靖(みのべかずやす)氏は、日本フェンシング界で注目されているエペ選手だ(エペとは攻撃権による攻守交替がなく、突きが相手の全身いずれかに750g以上当たれば有効となる種目)。
彼は過去に世界ランキング11位の実績があり、2016年3月ハンガリーで行われたグランプリ大会でも優勝した。1987年生まれの現役選手で、177cmの長身から巧みな技を繰り広げる。2020年東京オリンピックでも、活躍が期待されている選手といえる。
Ⓒゲッティイメージズ
フェンシングの有名選手といえば、誰を思い浮かべるだろうか?強豪選手揃いの海外は勿論だが、日本にも実力ある選手が多数いる。2020年東京オリンピックで、世界中を沸かせるであろう選手を一足先にチェックしよう。今回は、海外と日本の名選手5人を紹介する。
見延和靖(みのべかずやす)氏は、日本フェンシング界で注目されているエペ選手だ(エペとは攻撃権による攻守交替がなく、突きが相手の全身いずれかに750g以上当たれば有効となる種目)。
彼は過去に世界ランキング11位の実績があり、2016年3月ハンガリーで行われたグランプリ大会でも優勝した。1987年生まれの現役選手で、177cmの長身から巧みな技を繰り広げる。2020年東京オリンピックでも、活躍が期待されている選手といえる。
フェンシング強豪国の1つ、フランスで注目を浴びている選手といえば、エロワン・ル=ペシュー選手だ。
彼は過去に世界ランキング3位の実績があり、2002年世界選手権団体戦と2003年欧州選手権の団体戦で1位を獲得、2005年ワールドカップポルトガル大会では、個人優勝を果たした。
1982年生まれで身長171cm、数々の実績を積んでいるフルーレのサウスポー選手だ(フルーレとは、攻撃権による攻守交替があり、突きが胴体部分に500g以上当たれば有効となる種目)。
女子フェンシングで注目を浴びているのが、2016年のリオデジャネイロオリンピックに出場した、佐藤希望(さとうのぞみ)選手だ。彼女は過去に世界ランキング38位を記録し、子育てをしながらのオリンピック出場。バイタリティー溢れる彼女には、今後もますます期待が寄せられるだろう。
1986年生まれ、身長173cm、種目はエペだ。2020年の東京オリンピックでも、高身長という特徴を活かしたしなやかなフェンシングが繰り広げられるだろう。
女子フルーレで安定した実力を持っているのが、バレンチナ・ベッツァーリ選手だ。
彼女は身長164cm、体重53kgと少々小柄でありながら、オリンピックの個人・団体合わせて金メダルを6回獲得、2000年のシドニー、2004年アテネ、2008年北京オリンピックで3回連続個人で金メダルを制覇した。
2016年リオデジャネイロオリンピックではメダル獲得ならずだったが、2020年東京オリンピックでは、再びメダル争いに加わってくるだろう。
青木千佳(あおきちか)選手は、過去に世界ランキング34位の実績があるサーブルの選手だ(サーブルとは攻撃権による攻守交替があり、両腕を含む上半身に突きか斬りの攻撃が当たれば有効となる種目)。
青木選手は、全日本選手権女子サーブル個人で2013年、2014年に優勝を果たした。また、アジア選手権個人でも2015年に準優勝となった。
1990年生まれで今後も成長が期待され、158cmと小柄な体格ながらも、安定した実力の持ち主だ。
これまでのオリンピックでは、海外選手がメダルを独占する程に実力差があった。 だが、近年のオリンピックを見ると日本にも実力ある選手が多いため、2020年東京オリンピックではメダル獲得も期待できるのではないだろうか。