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クリケット選手の気になる年収を調査

2017 1/25 10:28
クリケット
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Photo by Mitch Gunn/Shutterstock.com

クリケット選手と言っても日本ではピンとくる人は少ないかもしれない。だが、クリケット人口は世界でもベスト3に入るほどの人気スポーツで、プロ選手も多い。そんなプロ選手の気になる年収を紹介しよう。

世界でも年棒の高いスポーツとされているクリケット

クリケット選手の年収を知っている人は日本ではかなり少数だろう。実は年収の高いスポーツとしてクリケットが盛んな国では知られている。

一番年収の高いスポーツとされているのはバスケットボール。平均年収は4億9000万で堂々の1位だが、その次がクリケットで平均年収は4億6000万とバスケットボールと3000万しか違わない。

イギリス発祥の紳士のスポーツとして行われているクリケットだが、インドでの年収は他を圧倒するほどの高い水準となっているのだ。

クリケットの一番高い年棒を支払っているクラブチームと、一番安い年棒を支払っているクラブチームの差を比較してみるとその差は50万ドル、日本円にして5400万円となっている。多くの選手がいかに高い年収を獲得しているのかが分かる。

日本ではあまり知られていないスポーツだが、海外では高年収のスポーツとして憧れている人も多い。

クリケットの年収の高いチームと低いチーム

クリケットの世界最高峰と言われているリーグがIPL。インドの各都市に拠点を置いている9チームが所属するリーグで、中でも年収の一番高いチームはコルタカ・ナイトライダーズとなっており、平均年収は約420万ドル、日本円にして3億4000万もある。世界の主要プロチーム中36番目に高い金額となっている。

そして逆に一番年収の低いチームはキングス・パンジャブだが、それでも平均290万ドル、日本円にして2億3000万となっている。

日本のプロ野球チームと比較してみると一目瞭然で、一番高いと言われている福岡ソフトバンクホークスの平均年収9600万を大きく上回る金額だ。

一番低い年収のチームでも、その平均額が億を超える年収なのが、クリケットが高収入スポーツと言われている証だろう。

クリケット最高年棒選手マヘンド・ラ・シン・ドーニ

インド代表のキャプテン、マヘンド・ラ・シン・ドーニ選手はクリケットにおいて最高年棒を稼いでいる。年棒以外にスポンサー契約などの収入も含めると、その金額はなんと300万ドルにもなるという。

クリケット選手としてはマヘンド・ラ・シン・ドーニ選手だけが世界のスポーツ界年収トップ100にランクインしている。

2015年度では推定で3100万ドルと算定されており、これは日本円にして約36億円という高額だ。

世界のスポーツの中でも2番目に収入の多いクリケット。チームのキャプテンともなるとその年収は想像を遥かに超えている。クリケットが日本でも普及し、プロ選手も増えれば高収入スポーツとして人気が出るかもしれない。