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村田諒太は2度目のリターンマッチで「炎の男」になれるか

2019 7/11 15:03SPAIA編集部
前回敗れたブラントにリベンジを期す村田諒太Ⓒゲッティイメージズ
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Ⓒゲッティイメージズ

7・12世界ミドル級王者・ブラントと再戦

プロボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチが7月12日にエディオンアリーナ大阪で行われる。日本人2人目の五輪ボクシング競技金メダリストで、前同級チャンピオンの村田諒太(帝拳)が、村田を破ってチャンピオンになったロブ・ブラント(アメリカ)に挑む12回戦。昨年10月にラスベガスで完敗を喫した村田の雪辱なるか、注目の一戦だ。

村田が一度敗れた相手とリターンマッチに挑むのは二度目。一度目は2017年10月のアッサン・エンダム(フランス)戦だった。

ロンドンオリンピックのミドル級で1964年東京オリンピックのバンタム級、桜井孝雄以来48年ぶりの金メダルを獲得し、2013年にプロ転向。無敗レコードを12まで伸ばし、2017年5月にエンダムの持つ世界ミドル級王座に挑んだが判定負けを喫した。

しかし、村田がダウンを奪っていたこともあり、判定に異論が噴出したためWBAは再戦を指令。10月のリターンマッチでは7回終了TKO勝ちし、日本人ボクサーで初めてアマとプロ両方で世界の頂点に立った。

負ければ引退?

ブランダムラ(イタリア)を8回TKOで破って初防衛に成功し、迎えた2度目の防衛戦。ラスベガスのリングでメインイベントに登場するという、かねてからの夢が実現したものの、ボクシングの本場は厳しかった。フットワークを使いながら繰り出すブラントの軽いパンチを浴び続け、大差の判定負け。竹原慎二以来、日本人2人目の世界ミドル級王者はあっけなく無冠となった。

当時32歳。ボクサーとしてはベテランの域に達していただけに引退の可能性もあったが、村田は現役続行を決断した。そして決まったブラントとのダイレクトリマッチ。前回と同じ結果なら、今度こそ「引退」の2文字がくっきりと浮かび上がることになる。

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