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日本ボクシング界の英雄・井岡一翔の功績をチェックしよう!

2017 1/30 21:11
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出典: http://www.sankei.com/west/west.html

世界チャンピオンを続々と輩出し、日本ボクシング界は過去に例を見ないほど「最盛期」を迎えている。 3階級制覇を達成し、現WBA世界フライ級王者として君臨する井岡一翔にスポットを当てる。

【井岡一翔の功績1】高校6冠を達成。無敵を誇ったアマチュア時代

井岡一翔とボクシングの出会いは中学1年生の頃。叔父で元世界王者である井岡弘樹が所属していたグリーンツダジムでボクシングを始める。興国高校に進学してボクシング部に所属すると、2年時・3年時に選抜大会・インターハイ・国体の3大会すべてで優勝。高校6冠という偉業を成し遂げる。
その後、東京農業大学に進学し、北京オリンピック出場を目標にボクサー人生を邁進するが、選考対象となるさまざまな大会で勝利を収めることができず、出場権を逃してしまうことに。オリンピック出場が叶わないと知るや、大学を2年で退学してプロボクサーへの道へと進むことを決意した。

【井岡一翔の功績2】プロデビュー後わずか7戦で世界王者に

志半ばでアマチュアボクシングを去る形にはなったが、井岡は十分すぎる実績を引きさげて20歳でプロデビューする。叔父の血を受け継ぐサラブレッドとして、彼の戦いぶりは世間からも大きな注目を集めた。持っているポテンシャルは非常に大きく、2009年1月のプロ1戦目からわずか6試合で日本ライトフライ級チャンピオンに。デビューからわずか1年10ヶ月で日本の頂点に輝いたのだ。
その後、世界挑戦をすべく、すぐに日本王座を返上した井岡は、2011年2月にWBC世界ミニマム級チャンピオンであるオーレイドン・シスサマーチャイ(タイ)と対戦。臆することなく前に進むボクシングで2ラウンドと5ラウンドにダウンを奪うと、そのままTKO勝ちとなり、プロデビューから7試合で世界の頂点に立つことに成功した。

【井岡一翔の功績3】デビュー10戦目で王座統一戦に

デビュー7戦での世界王座獲得は、辰吉丈一郎を超える当時の日本記録。平成生まれのプロボクサーとして初の世界チャンピオンとなったが、目を見張るのが試合間隔の短さだ。2月にミニマム級王者になった後も、8月、12月と短い間隔で防衛戦をマッチメイク、当然勝利&タイトルを防衛して2011年を終える。
そして2012年、当時WBAの同階級王者であった八重樫東とタイトル統一戦が決定。6月20日、大阪・ボディメーカーコロシアムで拳を合わせる。序盤から八重樫の猛攻にさらされるも、うまくかわしつつ、中盤以降はダウンこそ奪えないものの効果的なパンチをどんどん当てて、両目を腫らすことに成功。追い込まれた八重樫は終盤ラッシュをかける。最終ラウンドまでを戦った結果は、僅差での井岡の判定勝ち。
デビューから10戦目にして統一王者の称号を手に入れた。

【井岡一翔の功績4】階級を上げてWBAライトフライ級王座獲得

井岡一翔は八重樫東との統一戦後にライトフライ級への挑戦を宣言。同年12月、WBAからはローマン・ゴンザレスのスーパー王座認定により、当時空位になっていた同級王座決定戦を90日以内に行うこと、対戦相手は元同級暫定王者のホセ・アルフレド・ロドリゲスであることが通達された。
通達どおり、2012年12月31日に王座決定戦を実行。1ラウンドと6ラウンドで3度のダウンを奪い圧勝してWBAライトフライ級の頂点に立ち、2階級制覇を達成した。WBAは井岡vsロドリゲス戦の勝者がローマン・ゴンザレスと対戦することも通達していたが、紆余曲折あり実現には至らず。2013年に3度の防衛戦に勝利した井岡は、フライ級に挑戦すべくライトフライ級王座を返上した。

【井岡一翔の功績5】フライ級王者となり3階級制覇達成

2014年からは戦いの場をフライ級に移した井岡。WBA世界ランキングでは3位、IBF世界ランキングでは8位にランクインする。5月にIBF王座を奪うべく同級王者アムナット・ルエンロン(タイ)と対戦するものの、まさかの判定負け。プロ初の黒星となり、世界最速15試合での3階級制覇は幻となる。
敗戦から立ち直るべく2試合をこなし、2015年4月にWBA世界フライ級王者であるファン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)と対戦。序盤は相手のパンチの多さに手を焼いて押される時間が続いたが、終盤に左ジャブでリズムをつかむと一気に形勢が逆転する。KOこそ奪えなかったが、2-0(114-114、116-113、115-113)で判定勝ち。悲願の3階級制覇を達成した。

まとめ

初めて世界王座に輝いたその場で、「4階級制覇」を宣言した井岡一翔。2016年現在、WBCミニマム級、WBAライトフライ級、WBAフライ級と3階級制覇を達成している。 常に「日本最速」でタイトルを獲得している有言実行の男だ。プロキャリアでわずか1敗、もう1つのタイトルを目指している彼の動向に、今後も注目したいところだ。

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