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プロボクシングの迫力ここにあり!歴史に名を残す「フック」の名手たち

2017 1/30 21:11
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Photo by Lia Koltyrina/shutterstock.com

プロボクシングの醍醐味のひとつに豪快なフックがある。 素人ではありえないスピードとパワーで宙を飛ぶフックの威圧感は、試合会場で見ると思わず震えがくるほどだ。 たった一発で試合にけりをつける必殺のフック、その名手を厳選して紹介する。

世界最強の男を破った伝説のフック【ジョー・フレージャー】

モハメド・アリを知っている人でも、「ジョー・フレージャーは?」と聞かれると答えにつまる人は多いかもしれない。アリが現役バリバリだった当時、「世界で最も強い男」だったことを疑う人はいなかったが、ジョー・フレージャーは、そのアリを初めて破ったボクサーなのだ。
1971年、WBA・WBC統一ベルトをかけた対モハメド・アリ戦は、ボクシング史上3本の指に入る名勝負だといえる。当時無敗だった「最強の男アリ」に対して互角の戦いを見せたフレージャーは、15ラウンド、強烈な左フックでダウンを奪う。KOには至らなかったが、判定で勝利。
アリに土をつけたフレージャーのフックは、ボクシングファンが「フック論」を語るとき必ず話題にあがる「伝説のパンチ」となったのだ。

超高速フックの使い手【ノニト・ドネア】

WBO世界スーパーバンタム級の現王者ノニト・ドネアは、フィリピンで生まれ、11歳でアメリカに移住したボクサーだ。幼少期にいじめを受けていた彼は、いじめっ子に負けないためボクシングを始めたそうだ。大の親日家で、ガウンやボクシングパンツには「闘魂」や「閃光(ニックネームは「フィリピンの閃光」)」といった漢字が刺繍されている。
そんなドネアは「超高速フック」の持ち主として有名だ。正確なロングフックがストレートと見まがうような速度で飛んでくるため、相手はほとんどかわせない。この超高速フックを武器に5階級を制覇し、世界4団体すべてのチャンピオンベルトを腰に巻くという偉業を達成した。

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