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スポーツクライミングにおける日本人名選手は?知っておきたい豆知識!

2017 1/10 14:42
スポーツクライミング,ⒸShutterstock.com
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Photo by Poprotskiy Alexey/Shutterstock.com

2020年の東京オリンピックの正式競技となったスポーツクライミング。 しかしこの分野での日本人選手のことはまだまだ知られていない。どんな日本人選手が存在し、どれくらいの実力があるのだろうか? 今回は、東京オリンピックが楽しみになる有望なクライミング選手について紹介したいと思う。

楢崎 智亜(ナラサキ トモア)

まず紹介するのは、2016年のシーズンにおいてボルダリング種目の個人世界ランキング1位の楢崎智亜選手だ。
楢崎選手は、1996年6月に栃木県で生まれた。もともとは器械体操を行っており、基礎身体能力は高い選手だった。
兄弟の影響により、10歳の時にスポーツクライミングを始める。ボルダリングジムで練習を重ねながら試合に出場し、高校卒業後、大学へは進学せずにプロのボルダリング選手となった。

藤井 快(フジイ ココロ)

次に紹介するのは、同じく2016年シーズンのボルダリング種目において、個人別世界ランキング2位となった藤井快選手だ。
藤井選手は、1992年に静岡県浜松市で生まれた。体格に恵まれており、それに加えてたぐいまれなる努力により、ボルダリングの才能を開花させる。
2016年には、楢崎選手を抑えて優勝したこともあり、一時は世界ランキング1位にまで登り詰めた。シーズンでは惜しくも1位を逃したが、十分にトップを狙うことができる選手だ。

是永 敬一郎(コレナガ ケイイチロウ)

男子で最後に紹介するのは、是永 敬一郎選手だ。
是永選手は、1996年に埼玉県で生まれた。スポーツクライミングの経験は長く、JCOジュニアオリンピックやアジア選手権などで優勝した経験を持っている。2016年のシーズンではリード種目で世界ランキング8位の成績となった。
休憩をとるタイミング、スパートをかける能力に長けており、現在は7位というランキングではあるものの、今後十分にトップを狙える実力を持っている。

野中 生萌(ノナカ ミホ)

次に2人の女子選手を紹介する。まずは野中生萌選手だ。
野中選手は、1997年に東京都で生まれた。もともと父親が登山の趣味を持っており、そのトレーニングの一環でクライミングを始めてのめり込んだそうだ。
2013年には、15歳にしてリード種目においてワールドカップの日本代表に選出されている。その後、ボルダリング種目に転向して、アジア選手権やワールドカップで優勝を果たした有望選手である。
2016年のシーズンには、ボルダリング種目で世界ランキング2位となった。

野口 啓代(ノグチ アキヨ)

最後に紹介するのは、野口啓代選手だ。
野口選手は、1989年に茨城県で生まれた。彼女がボルダリングと出会ったのは、小学5年生の時だった。
小学校を卒業した後の春休みに出場した全日本ユース選手権では、並みいる年上の選手を制して優勝してしまう。ボルダリングを始めてから1年目のことだった。
2015年にはボルダリング種目で年間優勝を達成している。2016年は惜しくも4位となったが、今後の巻き返しが期待できそうである。

まとめ

スポーツクライミングにおいて、日本人選手のレベルは非常に高いといえる。 今回紹介した5人以外にも、世界ランキングにおいてトップレベルの日本人選手はたくさんいる。 まだまだ若い選手が多いので、2020年のオリンピックは期待できそうだ。 これからも日本人選手に注目していこう!