日本代表は苦戦中
Bリーグはまだ一試合も公式戦が行われていないリーグなので、日本代表に着目して判断していきます。
アジアのバスケ界では、オリンピック出場国を決めるバスケットボールアジア選手権(ABC)が2年ごとに開催されているのですが、日本は中国勢をはじめとしたライバルたちに苦しめられ芳しい成績を残せておらず、アジア内でも中位レベルの結果になっているのです。
一方で、前回大会は4位とオリンピック出場まであと一歩の成績という結果を残し意地を見せています。
4位以内に入ったのは1997年の準優勝まで遡りますので、いい兆しを見せたのかもしれませんね。
bjリーグは代表に入れなかった!?
前述のとおりアジア内でも苦戦している日本のバスケットボールですが、実はこれを引き起こす大きな事情が存在していました。
分裂していたリーグがBリーグとして統合される前、前身の1つだったbjリーグからはなんと代表選手が輩出されていなかったのです。
これは実力以前にbjリーグがもともと独立して作られたプロリーグであったという事情からバスケットボール協会と折り合いが悪く、選出を見送られ続けたことが理由となっていました。
難しい問題でしたが、一つになったこともあり今後はbjリーグ出身の選手が日本代表になることが期待されるでしょう。
レベルを上げるための収益管理を
紆余曲折もあり一つになって生まれたBリーグ。
分裂したリーグの一流選手が集うことでリーグ全体のレベルがこれまでより上がることが期待されています。
また、レベルの上がったリーグはファンを集める効果自体も期待できますので、収益が大幅にアップする可能性もあるでしょう。
しかし、上がった収益はバスケットのさらなるレベル増加に使用しなければなりません。
環境整備や海外の優秀な指導者の招聘など、Bリーグが獲得したお金はそのような強化費に充ててもらいたいですね。
バスケットをしっかりできる環境が整えば、期待以上のレベル上昇が期待できるでしょう。
Bリーグのレベル上昇が日本代表のレベル上昇にも繋がる!
これまでの日本代表や分裂前のリーグの結果からみても、Bリーグのレベルは決して高いとはいえないでしょう。
しかし、いままでバラバラだったバスケ界がいい方向を向いてきたことは事実です。
強化費が増えて有力な外国人選手が所属するようになれば、日本人選手が負けないように切磋琢磨していくことも期待できます。
もちろん、それによって海外の力強さを知った一流選手が代表での戦いにそれを活かしていくこともできるでしょう。
つまり、国内リーグであるBリーグのレベル上昇は、そのまま日本代表のレベル上昇につながるのです。
その第一歩となる今シーズンは、骨格となる強化プランを明確にしていってもらいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
当たり前ですが、Bリーグの本当のレベルがわかるのは開幕して
から。
期待を込めて応援していきたいですね。いつかは、アメリカにも認められるリーグや代表になってほしいです!
以上「バスケ・新リーグBリーグのレベルとは?」でした。