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SR渋谷・伊藤駿も手応えを掴む伊佐勉HCのバスケスタイル【Bリーグ第14節】

2018 12/20 07:00マンティー・チダ
サンロッカーズ渋谷,Ⓒマンティー・チダ
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「オフェンスがすっきりして、ディフェンスに良い状態で臨めている」

伊佐新体制になり、特にオフェンスで得点を稼げるようになっていた。伊藤も「そうですね。平均10点以上は多く稼げている。かなり良くなっていると実感している」と声のトーンも高い。

「ライアン(・ケリー)が入ったことも大きいが、ムーさん(伊佐HC)がやりたいバスケ、みんなでボールシェアして、みんなで攻めるというのが、チームみんなに合っている。今のシステムの方がチームとして機能している」と話す。

システムの変化として「適材適所になった」と伊藤は一言で表現した。「オフェンスでリズムに乗れなくて、(それが)ディフェンスに影響しているというのが、これまで多かったけど、それが無くなった」とシステムにストレスが無くなったことを強調する。

ヘッドコーチの掲げるバスケスタイルが、チームにフィットしていないと意味がない。

「オフェンスがすっきりして、(いい状態で)ディフェンスに臨めている」伊藤の発言は、まさにコーチと選手がともに歩みを進めている証拠でもある。

開幕当初から、昨季の悪い部分を引きずる形で迎えて、ヘッドコーチ交代にまで発展したSR渋谷。しかし、伊佐HCが選手に合ったバスケスタイルを模索し、ここにきてようやく光が差し込んできたということだ。

「波に乗りかけているし、もうわかっていると思う。それを、自分たちで手にすることが、これからワンステップ上がるためには必要で、結果として勝つことが一番証明できるし、そこにどん欲にならないといけない。相手が崩れたのもあるが、崩れるように仕向けたのは自分たち。チームで守れたし、チームで攻められたし、チーム力がギュッと高まるような勝ちだった」と伊藤はこのように総括した。

チーム力を確実に上げてきたSR渋谷。これからリーグ戦後半を迎える中で、どこまで上位と戦うことができるか、注目したい。

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