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【Bリーグ第14節】最後まで集中したA東京 馬場が勝利をもたらす

2018 12/19 15:03マンティー・チダ
Bリーグ,アルバルク東京,馬場雄大,Ⓒマンティー・チダ
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「千葉と試合するときは、最後の1秒まで戦いだと思っている」馬場雄大

A東京と千葉は、昨季のチャンピオンシップファイナルで覇権を争い、今回は東地区2位(千葉)と3位(A東京)としての対戦。8連勝中と上り調子の千葉に対して、前節栃木を下したA東京がどう戦っていくのかが注目された。

試合終了後の会見で、千葉・大野篤史HCは「お互いに集中して、自分たちの強みをA東京が消そうとし、自分たちがA東京の強みを消そうとした好ゲームだった」と語る。A東京・ルカ・パヴィチェヴィッチHCも「強いゲームを戦った結果、勝つことができた。良いライバルチームとの戦いかなと思っている」と千葉を称え、お互い勝敗関係なく、満足度の高いゲームができたようだ。

試合も、終始拮抗した展開が続き、会場となった駒沢オリンピック公園総合運動場体育館では大きな盛り上がりを見せた。

1Qで千葉・富樫勇樹が超高速ドリブルで、相手に的を絞らせない動きを見せて14得点を挙げれば、後半になると、A東京・馬場雄大が存在を大きくする。前半は得点面でもそれほど目立っていなかったが、3Qで魅せた豪快なダンクから、徐々に得点に絡んでいく。

「途中、流れが行ったり来たりする中で、集中できたのは良かった。前半、千葉にハードにやられていたが、後半絶対にずれが出てくると思っていた。常に狙っているところでもあった」と、馬場は前半からこのような心境で試合に臨んでいた。

3Qが終わった時点で57-57となり、4Qを迎える前に、A東京・パヴィチェヴィッチHCは「終盤はシューター陣にオープンにさせない。オフェンスリバウンド、セカンドチャンスを与えない。走るチームなので、トランディションディフェンスで戻ること。ハーフコートになったら、富樫を中心としたピック&ロールに対する守備を徹底的にする。簡単に富樫やスクリーナー(エドワーズやパーカー)などに与えない事」と千葉のストロングポイントを確認するように、シンプルな指示を出していた。

そして、馬場は4Qに入ると更に勢いを増していく。「千葉と試合するときは、最後の1秒まで戦いだと思っているので、この10分間、本当に大切だと思い入った。さらに1段ギアを上げないと、自分たちのリズムにならないと思い、4Qに入る前から準備をしていた」と話す。

試合終盤に向けて、馬場の動きがどんどん良くなっていくのが目に見えてわかった。40分間試合に集中することができるか、馬場が試合で実践し結果もついてきた。

最後に、この試合で想定と違うところを質問すると、馬場が富樫の話を笑いながら始めた。ちょうど話し始めたタイミングで側を富樫が通り過ぎていく。

「富樫に結構遊ばれちゃって、あいつの好きなようにやられた。ファイナルはそこを止めることができたので、あれだけの点差になった。安藤さんもファイナルの時と同じディフェンスをしていたが、富樫の調子によるので、厄介である」と会心の動きを見せた富樫には脱帽するしかなかったようだ。

Bリーグ,アルバルク東京,馬場雄大,Ⓒマンティー・チダ

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DAY2は千葉が勝利を収め、このカードは1勝1敗になった。A東京とすれば、千葉のストロングポイント(トランディションゲーム、富樫のピック&ロール、エドワーズのポストプレー、パーカーのオフェンスリバウンド)と共に、如何に富樫を自由にさせないかも勝利の鍵になりそうだ。

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