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【Bリーグ第6節】横浜ビー・コルセア―ズ「走るバスケ」で自信を持つ

,横浜ビー・コルセア―ズ
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「マンツーマンディフェンスをステップアップしよう」トム・ウィスマンHC

横浜は今季からトム・ウィスマンHCが指揮をする。ウィスマンHCは2016-17シーズンに栃木ブレックスを初代Bリーグ王者へ導いた実績がある。HCの交代で、昨季から大きく変わったのが、とにかく走ることだ。ディフェンスにフォーカスをし、オフェンスに切り替わった時点で、リングへ一目散に走っていく。この日も速攻から得点をするシーンが何度もあった。守備面もマンツーマンディフェンスで、相手選手に密着マークを展開した。

前半は2-3ゾーンディフェンスを敷いていた時間帯もあったが、後半からは一切なくなり、マンツーマンディフェンスで勝負。「ハーフタイムの時に、ロッカールームでマンツーマンディフェンスをステップアップしよう」と選手に檄を飛ばした。その結果、3Qは相手を12点に抑え、リバウンド争いも優位に立った。

「今日の立役者は#25竹田謙選手。ディフェンスでチームにエナジーを吹き込んでくれた。40歳なのに、それができることは尊敬に値する」といぶし銀の活躍を見せたベテランの活躍を称えた。

「後半からシュート決定率も上がり、改めてディフェンスは大切だということを認識した。相手がゾーンだろうと、マンツーマンだろうと、オフェンスのスピードを遅くするのではなく、走り続けたことで、オフェンスのテンポをつかめた」とディフェンスからきっかけを掴んだ事に手応えを口にする。

残念ながらDAY2で22点リードからひっくり返され、SR渋谷との対戦成績は1勝1敗に終わったが、ウィスマンHCが掲げる「走るバスケ」がチームに浸透してきた場面も垣間見えた。シーズンはまだ序盤。長いシーズンの中で、走るバスケを継続できれば、勝利を重ねるシーンも生まれてくるだろう。

横浜ビー・コルセア―ズHCトム・ウィスマン

Ⓒマンティー・チダ

「自分たちはできるという自信を持つ」田渡凌

田渡は第6節を迎える時点で、6試合連続スタート5に名を連ねている。勝負どころでは、ジャンプシュートをしっかり決めて得点にも貢献していた。この日は前半に多くの得点を許し、厳しい状況の中、後半を迎えていた。「SR渋谷さんは得点力がそこまで無いが、守備を頑張るチーム。しかし、相手に前半36点取られていたので、後半守備に集中しないといけない」と考えていた。

「守備に集中しないと、後半自分たちのリズムは掴めない。コーチからも言われていたので意識して戦った」と振り返る田渡。

チームディフェンスも後半からマンツーマンディフェンスに切り替えたことについては「前節の新潟戦で40分間ゾーンディフェンスを敷いたが、相手のリズムで試合が終わってしまいダメージが残った。今日も、どこかでマンツーマンディフェンスを混ぜる必要があり、マンツーマンディフェンスもできるということを証明できた」と話す。

横浜ビー・コルセア―ズHCトム・ウィスマン

Ⓒマンティー・チダ


「勝つことが一番の薬」と田渡は勝利に飢えていた。「自分たちはできる」という自信を持つことで、チームも田渡も大きくジャンプアップできる。DAY2のように22点リードから逆転負けという経験も、学ぶべきことはたくさんある。ただ、学ぶだけではなく良い結果に結びつけるためのプロセスにしないといけない。今、チームは変化の最中、変化を成し遂げた時、どのような姿になっているのか注目したい。

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