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目指せNBA!世界での活躍が期待されているバスケットボール選手5選

2016 8/30 05:51
バスケ,試合
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Photo by Ververidis Vasilis/Shutterstock.com

日本人初のNBAプレイヤーとなった田臥勇太選手をはじめとして、NBAに挑戦し続けるプレイヤーは大勢いる。 その中でも次代のNBAプレイヤー候補として注目の、5人の日本人バスケットボールプレイヤーを紹介する。

小柄な身体で魅せる!身長167cmのポイントガード富樫勇樹

NBAの登竜門といわれるサマーリーグ出場経験をもつ富樫勇樹選手。
その時の出場時間は限られたものであったが、彼の持ち味である地を這うようなドリブルやスクープショット、体格差を補う技術やスピードで、体格差があっても世界で活躍できることを示した。身長差があるからこそともいえる、相手選手の腰の下を抜き去るドリブルは圧巻だ。
bjリーグでは最多アシストのタイトルを獲得したこともあり、日本代表として選出された期待の星だ。2016年現在は千葉ジェッツに所属している。

恵まれた体格と身体能力!規格外のオールラウンドプレイヤー八村塁

ペナン人の父と日本人の母をもつ八村塁選手。
202cmの身長とパワー、その長身からは想像のつかないスピードと繊細なシュートタッチを持っている。中学に入ってからバスケットボールをはじめ、高校2年生で出場したU-17世界選手権で得点王に輝き、ウィンターカップでは3連覇を成し遂げるなど、その活躍には目を見張るものがある。
NBAでプレーすることと東京五輪で活躍することを目標としている彼は、現在はゴンザカ大学に所属している。

元日本代表の母と元実業団選手の父と姉をもつサラブレッド!渡邊雄太

バスケットボール一家で育ち、日本人離れした203cmという長身と運動能力、シュート力をもつ渡邊雄太選手。
高校生の時から日本代表候補に選出され、高校卒業とともに渡米しジョージワシントン大学で活躍している。1年次から注目を集め、ワシントンポストやニューヨークタイムズなどのメディアにも特集記事が掲載された。
現在、NBAに最も近い日本人ともいわれており、カットインや3Pシュートなどのアウトサイドのプレーを得意としている。

史上最年少で日本代表候補に!プロを夢見て海を渡った角野亮伍

15歳で日本代表候補に選出され、U-18でも活躍をみせた角野亮伍。
高校では2,3人がかりでのマークを置き去りにする素早いモーションとそこからつながるシュートを武器に世代屈指の点取り屋として名をはせた。個人技での活躍は目立ったものの、チームとしては結果が出せない高校時代を過ごした。
大学進学後、留学の道もあったものの、小さいころから父に言われていた、やるからにはトップでという言葉を胸に、最終目標のNBAのために環境に慣れたいと渡米、2015年、コネチカット州のセント・トーマス・モア・スクールに進学した。

カナダ出身のバスケットボール指導者を父にもつテーブス海

全方位に高レベルなファンダメンタルと判断力の良さや速さが印象的で注目を集めているテーブス海選手。
高校生活の途中でチームを離れ、一人アメリカへと渡ったのは、周りのレベルの高い選手たちが渡米し、レベルをあげていることを目の当たりにした影響が大きいと語っている。
語学レベルも高く、強い意志で渡米を決意した彼に、父である、富士通レッドウェーブでヘッドコーチを務めるBT・テーブス氏もツイッターで応援の意を示した。

まとめ

フィジカルや選手の育成環境の違いなどで、NBAは住む世界が違うなどと言われることもあるが、有望な若手は次々と現れている。
日本でのバスケットボールの人気アップとともに、世界の最前線で活躍するプレイヤーの登場を期待したい。