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【B.LEAGUE試合レポ】第20節SR渋谷VS.琉球 〜相手の個人をきっちり抑えることができた〜

SR渋谷VS琉球
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【前半】琉球が立ち上がりから激しく攻めてリードを奪う

SR渋谷VS.琉球

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1Q立ち上がりから、「思い切って向かっていった」と試合後に振り返った琉球#33ブラウンが、アグレッシブにゴールに向かっていく。
オフェンスリバウンドから#30アームストロングがゴールを決め先制すると、ブラウンも3pシュートを決めて立ち上がりを制する。SR渋谷は、スターティングメンバーの#51菊池から#24広瀬に交代。

#6サクレが、フリースローを含め4点を稼ぐ。前線から守備をするSR渋谷。琉球はアームストロングが得点を決め、#0石崎が速攻からレイアップシュートを決めて6点リードとしたところで、残り6:23。SR渋谷は、タイムアウトを請求する。

その後SR渋谷は、広瀬がスチールからファストブレイクを決めるなど、1点差まで詰めていく。
しかし、琉球もオフェンスリバウンドからブラウンがシュートを決め、リードをキープ。#11須田が速攻からのレイアップシュート。
#12マーティンのダンクでリードを広げていく。終盤、マーティンが連続でシュートを決めて、琉球7点リードで1Q終了。

2Qのオフィシャルタイムアウト明けから、SR渋谷は#22長谷川がシュート。さらに広瀬が3pシュートで6点差まで詰めたところで、琉球はタイムアウトを請求する。
終盤、広瀬がカットインで得点。琉球の6点リードで前半が終了する。

【後半】4QでSR渋谷は見せ場を作るも、琉球が引き離してDAY1を勝利 

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琉球11点リードで迎えた4Qで、SR渋谷は立ち上がりから見せ場を作る。
#7伊藤と#23ドーソンがゴールを決めて7点差に詰めたところで、琉球はタイムアウトを請求。琉球はその後、須田の3pシュートや、マーティンのダンクなどで10点リードとし、オフィシャルタイムアウトを迎える。

その後、SR渋谷もサクレがシュート。#9ベンドラメが、スチールからファストブレイク。さらに#55ハレルソンが3pシュート。
残り2分を切ったあたりまで8点差とするが、追い上げもここまで。琉球が、SR渋谷に70-57で勝利した。

【振り返り1】「相手の個人をきっちり抑えることができた」 琉球・佐々HC

SR渋谷VS.琉球

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琉球は、1Qからきっちり引き離すチームである。実際1Qでリードをした場合の勝敗が、31試合のうち28勝3敗。
SR渋谷・勝久HCも「1週間ずっとチームには話をしていた」と話していた通り、その認識はあった。SR渋谷にしてみると、わかっていても止められない状況であった。
そして琉球・佐々HCが勝因の一つに「チームディフェンスよりも、相手の個人をきっちり抑えることができた」ことをあげる。

改めてゲームを振り返ると、1Q残り6:26にSR渋谷がタイムアウトを請求するまでに琉球がリードした点差が、最後まで影響した。サクレがポストプレーから得点には絡んでいたが、満原や菊池のシュートは得点につながらない。
この日、サクレの2pシュート成功確率は33.3%。12本シュートを打って4本しか決まっていない。今シーズン20節が終了した時点での2pシュートの成功確率が46.8%であることを考えると、33.3%という数字は低いと言ってもよい。
だからこそ「相手の個人をきっちり抑えることができた」という話となり、そのうちの一人がサクレであったのだ。

SR渋谷にDAY2も勝利し、アウェイながら連勝を達成した琉球。西地区の上位チームとして、存在感を上げてほしい。

【振り返り2】「久しぶりの青山学院記念館で気分良くプレーできた」琉球・ブラウン選手

琉球ブラウン選手

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前身の日立東京時代から3シーズンSR渋谷でプレーをしていた琉球・ブラウン。「顔なじみの人が多く見えたので、いい気分でプレーできた」と開口一番アリーナの雰囲気を懐かしむような発言があった。

振り返れば2014年秋に富山から日立東京(現SR渋谷)に移籍し、2015年のオールジャパンでは優勝に貢献した。2016年8月には日本国籍を取得し、日本代表にも選出されている。

しかし、琉球の選手として青山学院記念館でプレーできると言っても勝負は別だ。昨シーズンは共に戦ったサクレと、マッチアップする場面もあった。
「サクレとはコート外では兄弟のような存在、いまだに友達ですから。(サクレと)いいバトルもできた」と続ける。そして、この日は最初からエナジーを出してリングに飛び込んでいった。
「思い切ったプレーはすべてのキーになると思ったので、うまくいってよかった」と話す。ブラウンのこうした気持ちが、今の琉球に強さをもたらしているようだ。

地区間の戦力化を図る意味でも、東地区のチームは琉球戦をどう乗り越えるか注目をしてみたい。

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