「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

【まとめ】ここがスゴかった!Bリーグオールスターゲーム2017

2017 3/16 09:28SOL
バスケットボール
このエントリーをはてなブックマークに追加

出典 Eugene Onischenko / Shutterstock.com

NBLとbjという2つのリーグの統一という日本バスケ界長年の課題を乗り越えて誕生した、日本で唯一のプロバスケットボールリーグ、通称「Bリーグ」。予想以上の盛り上がりを見せる中、本稿では2017年1月に開催された初のオールスターゲームについて詳細をレポートします。

会場は超満員、日本を代表する選手が勢ぞろい

2017年1月15日、東京・代々木第一体育館。この日Bリーグ史上初めてのオールスターゲームが開催されました。国内のスター選手が初めて一堂に会するこのイベントには、9567人もの観客が集まりました。
開催前から注目が集まっていたこのイベントの入場券については、先行販売では3日間で7000枚が、1週間後の一般発売では用意されていた3000枚がたった2時間で売り切れるという人気ぶりを博しました。また、前日には前座試合として日韓クラブ対抗戦と3Pコンテンストの1stラウンドが開催。このイベントにも5000人を超えるファンが詰めかけ、両日合わせて15000人以上を動員。Bリーグ1年目の熱狂ぶりを見せ付けるイベントになりました。

SNSファン投票やタレントによる応援マネージャーなど起用するなどの新たな取り組みも

ファンとのつながりを示す手段として、あらゆるイベントでソーシャルメディアが利用されたのもこのBリーグオールスターの特徴のひとつ。公式ページ上でのファン投票に加え、Twitterやfacebook、Instagramなどのソーシャルメディアを使ったファン投票も行われました。ハッシュタグを使った投票でBリーグの認知を広め、バスケファンの拡大にも一役買った形です。
この試合はNHK BS1、スポナビライブ、スカパーで中継されたほか、B.BLACKとB.WHITEの2チームにそれぞれ応援マネージャーが指定されました。B.BLACKはタレント・モデルのマギーさん、B.WHITEの応援マネージャーはタレントの安田美沙子さんが務めることに。華やかさのあるサポーターの存在とソーシャルメディアの活用で、Bリーグファンの拡大に努めています。

ファンによって選ばれたのは24人の選手たち

選手はドラフト制度によりB.BLACKとB.WHITEそれぞれに振り分けられ、各チーム12人、合計24人が選出されました。B.BLACKには、日本人初のNBAプレーヤーとなったベテラン・田臥勇太選手(栃木ブレックス)のほか、オフェンスマシーンの異名をとる川村卓也選手(横浜ビー・コルセアーズ)、天皇杯を制した千葉ジェッツの小柄な司令塔・富樫勇樹選手などが選出。
一方のB.WHITEには、アルバルク東京のシューティングガード・田中大貴選手、Bリーグを代表するポイントガード・五十嵐圭選手(新潟アルビレックスBB)、日本代表でも活躍する竹内譲次選手(アルバルク東京)などが選出されました。
1年前はそれぞれがJBLとbjという異なるリーグでプレーしていたこともあり、優れた選手ながらも相対することがなかった選手たち。真の日本のトップクラスの選手たちが揃いました。

魅せるプレーの応酬で代々木第一体育館もヒートアップ

さて肝心の試合については、B.BLACKが117-95で勝利。全部で16本のダンクを始め、普段のリーグ戦の場ではなかなか見られない、派手で「魅せる」プレーの応酬が見られ観客も大きく盛り上がりました。一番のハイライトは、富樫勇樹選手がジャスティン・バーレル選手に持ち上げられて決めた、通称「たかいたかいダンク」。167cmと小柄な選手がオールスターだからこそ実践したプレーは、その日のスポーツニュースでも各局が取り上げて話題となりました。
また、ハーフタイムに行われたダンクコンテストでも勝敗を決する方法として、ハッシュタグを使ったSNS投票が用いられています。投稿した人のフォロワーが目にすることでさらなるファン層拡大を狙うという戦略があらゆる場面で導入されていました。

Jリーグ・プロ野球に次ぐ国内主要スポーツとなれるか

サッカーJリーグで言えばJ1平均観客動員数が毎試合10000?15000人程度、プロ野球も30000人前後の観客動員を誇っており、素晴らしい盛り上がりを見せてはいますが、Bリーグが国内主要スポーツに追いつくまではまだまだ時間がかかりそうです。
しかし試合はスポナビライブでのストリーミング放送でスマホ・タブレットでも試合観戦可能、またSNSをうまく活用したファン獲得戦略も含め、Bリーグは時代の流れに合わせたリーグ運営をぶれずに行っています。あくまで今見えるこの差は伸びしろ。時代の流れに合わせて変化を遂げることで、BリーグがJリーグやプロ野球と並ぶ国内主要スポーツになることをファンたちも望んでいます。

まとめ

前身のJBLともbjリーグとも異なる盛り上がりを見せるBリーグ。1年目のインパクトとしては規模こそ小さけれど、Jリーグ創設年と似た盛り上がりを見せています。低迷を続けてきた日本バスケットボール界、本当の意味で力を一つにここから再スタートを切ることになります。Bリーグの「これから」に注目しましょう。

関連記事

おすすめの記事