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Bリーグ【サンロッカーズ渋谷】注目選手まとめ

2016 12/16 11:07
バスケットボール,ⒸShutterstock.com
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Photo by Evgenii Matrosov/Shutterstock.com

バスケットボールファンの方へ。 日本のバスケの中心地と言える東京都渋谷区を本拠地とするプロバスケチームがサンロッカーズ渋谷です。 今回は、そんなサンロッカーズ渋谷についてご紹介します。

サンロッカーズ渋谷とは

サンロッカーズ渋谷は、東京都渋谷区に本拠地を置くチームです。カンファレンスはB1中地区です。 前身となった日立本社バスケットボール部は1935年、日立大阪バスケットボール部は1956年に創立されており、2つのチームが2000年に統合されて現在のチームとなりました。
チーム名の由来は「太陽(リング)を揺らす激しいダンクを狙い撃つ集団」から来ています。 ホームアリーナは青山学院記念館で、1試合の平均観客動員数は1934人です(2016年第7節終了時点)。

0番 満原優樹(みつはらゆうき)選手 PF/C

日本代表にも選出された、サンロッカーズのインサイドの中心が満原選手です。
バスケと出会ったのは5歳の頃。兄の影響からでした。高校は、地元の神奈川県を離れて名門・能代工業へ進学。名門でありながらも、1年生の頃からレギュラーとして全国の舞台で躍動しました。インターハイ優勝も経験しています。
大学は東海大学へ進学。1年生の時に半月板損傷の大怪我をしますが、3年生の時、PFとしては史上最年少で日本代表に選出されました。 大学卒業後の2012年にサンロッカーズに加入。198cm、102kgの体格を活かしたインサイドでの得点力が持ち味です。

33番 アイラ・ブラウン選手 SF/PF

2016年日本国籍を習得し、日本代表にも選出されたのがブラウン選手です。
ブラウン選手は異色の経歴の持ち主で、なんと高校時代は将来有望な野球選手でした。高校卒業後はMLBのドラフトで指名され、マイナーリーグまで昇格しましたが、肩の故障がたたって2005年に現役引退。その後、ゴンザガ大学へ編入してバスケットボールに転向しました。
卒業後は、メキシコ、フィリピン、アルゼンチンのプロチームを転々とし、2011年に富山グラウジーズと契約。2014年にサンロッカーズに加入しました。 193cmとインサイドプレイヤーとしては決して大柄ではありませんが、驚異的な跳躍力から繰り出される豪快なダンクは必見です。リバウンドにも強さがあります。

9番 ベンドラメ礼生(ベンドラメれお)選手 PG

大学ナンバー1ガードとの呼び声も高かったルーキーがベンドラメ礼生選手です。父がブラジル人のハーフです。
バスケットの盛んな福岡県で、礼生選手は小学校3年生の時にバスケットと出会いました。延岡高校時代には、インターハイ、国体、ウインターカップの高校三冠を達成しています。高校卒業後は東海大学へ進学。1年生の頃から主力として試合に出場し、インカレ優勝も経験しました。
その後、2016年にサンロッカーズに加入しました。プレイスタイルはトリッキーで、独自のリズムが魅力です。PGですが、アウトサイド、インサイドと得点力もある選手です。

まとめ

以上、サンロッカーズ渋谷についてご紹介しました。 日本代表の竹内譲次選手らが移籍で抜け、戦力のダウンなどもありましたが、2016年15節終了時点で2位につけています。 ベンドラメ礼生選手をはじめ、伸びしろのある選手が多数在籍しています。今後のチームとしての成長にも期待です。