日本メーカーの魅力
バスケットボールは1891年にアメリカで発祥したことから、アメリカのメーカーであるナイキやアンドワン、アンダーアーマー等が有名だが、日本のメーカーにはそれらにはない魅力がある。
まずは、何といっても日本人の足に合わせて作られているということ。欧米人と比べて足が幅広だったり、偏平足の傾向がある日本人が欧米のメーカーのシューズを履くと形が合わず、靴擦れにも繋がりやすい。もともと日本人向けにデザインされた国産のメーカーなら安心して履くことができるのだ。
落ち着いて安定したデザインも魅力的だ。昔は地味だと思われていたアシックスやミズノのお馴染みのロゴやデザインも、最近は有名なプロ選手にも利用者が増えてきたことでファンが増えた。流行にとらわれない無難なデザインとして世代を問わずに愛されている。
日本の伝統的なシューズメーカー アシックス
バスケットに限らず、ランニングや野球、サッカーにバレーと主要なスポーツの全てでアシックスのシューズは多くの日本人トップアスリートに愛用されている。
アシックスのバスケットシューズは男性にも女性にも幅広い人気があり、リオデジャネイロ五輪出場を決めた女子バスケットボール日本代表“ハヤブサジャパン”でもほとんどの選手がアシックスのバスケットシューズを着用していた。衝撃からの保護機能を重視したレディースモデルを積極的に開発しているのも特徴で、日本の女性プレーヤーの9割が愛用しているとも言われている。
フィット感や軽さ、通気性に優れ、初心者から上級者、遊びでプレーする人から本格的にプレーする人まで、どのレベルやシーンでバスケットをする人が選んでも間違いないといえるメーカーだ。自分の好きな色や刺繍を入れてデザインできる「スペシャルオーダーシステム」があり、世界に一足の自分だけのバッシュ作りに挑戦するのも楽しい。
初心者にもおすすめのメーカー ミズノ
ミズノのバスケットシューズはクッション性に特に優れており、これから部活でバスケットを始める人など初心者でも安心して選べるメーカーだ。初心者向けのウェーブケイジャーシリーズや本格派向けのウェーブリアルシリーズなどわかりやすいシリーズ分けがされている。
また、ミニバス専用モデルやキッズモデル、レディースモデルも含めて多数のモデルを展開し、選択肢が豊富だ。中でもウェーブリアルスーパーライトというモデルは最軽量のバスケットシューズと言われている。
プロ選手で愛用する選手は少ないものの、はじめて買うバスケットシューズはクッション性が強いミズノを選んだという経験者も多い。
まとめ
安心の日本メーカーのバスケットシューズは、デザインでは海外メーカーのものに比べて無難で洗練性は劣るかもしれない。しかし性能はピカイチだ。
部活動で毎日ハードな練習に耐え、長く履くには是非ともおすすめの二大メーカーを紹介した。