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海外でも活躍!これから要注目のバスケットボール選手3人

2016 8/29 20:51
バスケ、ゴール
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Photo by Brocreative/Shutterstock.com

Bリーグができて、バスケがより身近なスポーツになってきたのではないだろうか。これから注目度が高まる選手たちを3人紹介する。

全米も注目 八村塁選手

1人目は富山県出身でベナン人の父親と日本人の母親を持つ八村塁選手。
身長201cm体重98kgという恵まれた体格からポジションはパワーフォワードやセンターの役割をする。中学時代には全中で準優勝にチームを導いた。宮城県の私立明成高等学校に進学した彼は1年生ながらもスタメン入りを果たし、第44回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会では、決勝戦でゴール下の激戦を繰り広げて同校の優勝に貢献した。

当時15歳ながらもイランで開催されたバスケットボールアジアU-16選手権への出場メンバーに選出され、試合ではチームの大黒柱として多くの点を稼ぎベスト3に進出した。1998年以来、日本のジュニア代表を約15年振りに世界選手権出場へと導いた功労者と言えるだろう。 2015年には高校生選手として唯一のバスケットボール男子日本代表候補に選ばれており、代表の監督を務める長谷川健志氏は「高校生離れしている」と語っている。201cmという長身にも関わらず、スタミナがあり、スピードもある。
現在の高校バスケ界でパワーは一二を争い、シュートタッチの繊細さやシュートの上手さが持ち味だ。高校卒業後はアメリカの大学への入学が予想され、その後は皆が憧れる世界最高峰のバスケの舞台であるNBAでプレーする可能性もある。

日本人初のNBAプレーヤー 田臥勇太

2人目は日本人初のNBAプレーヤーである田臥勇太選手だ。
ポジションはポイントガードで、現在はリンク栃木ブレックスに所属している。バスケの名門と名高い秋田県立能代工業高等学校在学中には世界ジュニア選抜のメンバーに選出された経験もある。彼がチームに在籍した3年間は黄金期とも呼ばれ、3年連続となる高校総体・国体・全国高校選抜の3大タイトルを獲得し、史上初の「9冠」達成へと導いた。

大学時代は、「日本のジョーダン」という異名で呼ばれることも少なくなくMVPに選ばれた大会もあった。その後2004年にはフェニックス・サンズと契約し、開幕出場資格の選手枠に入り、日本人初の日本が誇るNBAプレーヤーだ。
身長173cmという小柄な体で長身の選手をすり抜けるスピードと、類い稀なパスセンスに加えジャンプシュートの緻密さが持ち味だ。
日本人では頭一つ分抜きん出た実力の持ち主と言っても過言ではないだろう。数多くのCMにも出演しているため、そのかっこいいルックスはお茶の間で大人気だ。

日本のエース 渡嘉敷来夢選手

3人目は東京都出身の渡嘉敷来夢選手だ。
身長193cmという恵まれた背丈を活かしポジションはセンターだ。日本ではJX-ENEOSサンフラワーズに所属し、アメリカではプロリーグWNBAのシアトル・ストームに所属している。
桜花学園高校に進学後は1年ながらにチームの主力として活躍し高校3冠に貢献している。また、在学中にはンターハイとウィンターカップでともに3連覇を達成する輝かしい功績を残している。

WNBAのシアトル・ストームとの契約は日本人3人目となり、2015年に行われた試合では14分の出場でフィールドゴール5本の11得点をもぎ取り、WNBAのオールルーキーチームと呼ばれる新人ベスト5に選出された。
また、彼女は日本人女子選手で初めてのダンクシュートを決めたという伝説を作り、日本だけでなく世界各国が注目しているトッププレイヤーだ。日本の世界ランキングをより上位に引っ張ってくれるはずだ。

まとめ

野球やサッカーだけでなくバスケットでも世界で活躍する日本人選手たちがでてきている。これから海外のバスケットボールも注目してみて欲しい。