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NBAプレイオフ2018出場チーム決定! 西の大混戦を抜けたのはどのチームだ!?

2018 4/16 12:43OSはーでん
カール・アンソニー・タウンズ
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Ⓒゲッティイメージズ

遂に決定! NBAプレイオフ2018対戦カード

レギュラーシーズンではウェスタンカンファレンスの出場チームが最後までわからない展開となり、最終的にプレイオフを賭けての直接対決にて出場チームが決まった。NBAプレイオフ2018の出場チームを見ていこう。

【イースタンカンファレンス】※カンファレンス順位
1.トロント・ラプターズ
2.ボストン・セルティックス
3.フィラデルフィア・76ers
4.クリーブランド・キャバリアーズ
5.インディアナ・ペイサーズ
6.マイアミ・ヒート
7.ミルウォーキー・バックス
8.ワシントン・ウィザーズ

【ウェスタンカンファレンス】※カンファレンス順位
1.ヒューストン・ロケッツ
2.ゴールデンステイト・ウォリアーズ
3.ポートランドトレイル・ブレイザーズ
4.オクラホマシティ・サンダー
5.ユタ・ジャズ
6.ニューオーリンズ・ペリカンズ
7.サンアントニオ・スパーズ
8.ミネソタ・ティンバーウルブズ

ウェスタンの最後の椅子を手に入れたのが、ミネソタ・ティンバーウルブズ。9位デンバー・ナゲッツとの直接対決を延長線で制し、14年振りのプレイオフ出場を決めた。

プレイオフファーストラウンドは、それぞれのカンファレンスで1位vs8位、2位vs7位、3位vs6位、4位vs5位が対戦する。

プレイオフファーストラウンド展望 ~イースタンカンファレンス~

(1)ラプターズvsウィザーズ(8)
シーズンで初めてイースタンカンファレンス首位の座を奪ったのが、カナダを本拠地とするトロント・ラプターズ。2大エースのデマー・デローザンとカイル・ラウリーの円熟、そして脇を固めるサポート陣の成長が感じられたシーズンで、盤石の強さがある。
エースのジョン・ウォールがプレイオフ前に復帰し、万全のメンバーで望めるウィザーズがどこまで食い下がれるかが見ものだ。

(2)セルティックスvsバックス(7)
シーズンを2位通過したセルティックスは、エースのカイリー・アービングがプレイオフ直前に離脱を発表。開幕戦で負傷したゴードン・ヘイワードと共に、今季の大物移籍陣はプレイオフには出られないことになった。
しかし、ジェイレン・ブラウン、ジェイソン・テイタム、テリー・ロジアーらが彼らの穴を埋め、安定した強さを誇っている。バックスは良くも悪くも、”ギリシャの怪物”ヤニス・アデトクンボ次第だろう。

(3)76ers vsマイアミ・ヒート(6)
シーズン終盤16連勝を決め、さらに今年ドラフト1位のルーキー、マーケル・フルツが最年少トリプルダブルを達成するなど、とにかくノリに乗りまくっている76ers。
チームの柱ジョエル・エンビードが少なくとも第1戦は欠場する見込みだが、シーズンの連勝そのままの勢いでプレイオフに臨む。マイアミ・ヒートはエンビードのいないインサイドを、ハッサン・ホワイトサイドがどれだけ支配できるかにかかっている。

(4)キャバリアーズvsペイサーズ(5)
今までの評判通りであればキャバリアーズに分があるように思えるが、なんと今シーズン中の直接対決はペイサーズが3-1でリードしている。キャバリアーズ、レブロン・ジェームズのプレイオフモードに対し、ペイサーズはビクター・オラディポがどこまでチームを引っ張れるだろうか。

プレイオフファーストラウンド展望 ~ウェスタンカンファレンス~

(1)ロケッツvsティンバーウルブズ(8)
リーグNo.1勝率を達成し、チーム記録となるシーズン65勝を挙げたロケッツ。対するはレギュラーシーズン最終戦でプレイオフに滑り込んできたティンバーウルブズだ。
シーズン中の直接対決はロケッツが4-0と完封しており圧倒的にロケッツ有利にみえる。ウルブズのカール・アンソニー・タウンズ、アンドリュー・ウィギンズ、ジミー・バトラーのBIG3に期待したい。

(2)ウォリアーズvsスパーズ(7)
昨年のプレイオフ、カワイ・レナードのケガさえなければ……と感じさせたシリーズが早くも実現。しかし、今年は両チームとも怪我人を抱えており、昨年とはまた違ったシリーズになりそうだ。
スパーズはレナードが出場の見込みもなく苦しい状況。ウォリアーズはステフィン・カリーが欠場予定ではあるものの、ケビン・デュラント、クレイ・トンプソンらは万全の状態で臨める。

(3)ブレイザーズvsペリカンズ(6)
ウェスタンカンファレンスのファーストラウンドで、最も混戦になりそうなのがこのシリーズだ。ペリカンズはツインタワーの一角デマーカス・カズンズを欠くものの、アンソニー・デイビスが覚醒。
シーズン終盤も5連勝で終えている。一方、ブレイザーズはデイミアン・リラード、CJ・マッカラムの出来が鍵となりそうだ。100点台で試合が運べばブレイザーズ、110点台に乗ればペリカンズが有利だろう。

(4)サンダーvsジャズ(5)
スパーズと並びリーグ最小失点のジャズに対し、ラッセル・ウェストブルック、ポール・ジョージ、カーメロ・アンソニーのBIG3が破壊力抜群のサンダー。シーズン中の直接対決は、サンダーが3-1と1歩リードしている。
シーズン最終戦で、2季連続平均トリプルダブルを達成したウェストブルックの勢いを、ルディ・ゴべアを中心としたジャズのディフェンスが止められるだろうか。