「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

【でら青春!】愛知県の高校バスケ強豪校5選

2016 8/26 13:36
バスケットボール
このエントリーをはてなブックマークに追加

Photo by makieni/Shutterstock.com

かなりハイレベルな戦いが予想される愛知県の強豪校5校。「強豪校筆頭」に「男女アベック優勝」、「全国大会に33回の連続出場」など、どれを取っても華々しく圧倒されるほどの歴史と実績の数々。実力ある高校生チームとプレーヤーに注目しよう。

インターハイ5年連続出場!愛知県の常勝軍団「中部大第一」

中部大第一は、日進市にある私立校で、インターハイ10回、ウィンターカップ4回の出場を誇る、愛知県の強豪校筆頭チーム(男子)だ。昨年は春の東海大会で準優勝、インターハイ全国ベスト16、ウィンターカップでは全国3位に輝いた。
現チームで挑んだ新人戦では、東海大会優勝という立派なスタートを切り、特に新人戦は県予選で全試合3桁得点を記録し、圧倒的な攻撃力を見せつけた。6月のインターハイ県予選も決勝リーグを全勝で突破し、5年連続10回目の出場を決めている。

愛知県からグローカルなチームカラーで全国へ「桜丘」

桜丘は豊橋市にある、1909年に設立された中高一貫の私立校だ。バスケットボール部は桜のピンクをチームカラーとし、地元出身のプレーヤーと海外からの留学生のパワーがシンクロした「グローカル」なチームを形成しており、昨年度は充実した1年を過ごした。
インターハイで全国大会へと進むと、着実に勝ち進み決勝まで進出。王者・明成と決勝で相対し、敗れたものの2位に輝き、ウィンターカップにはインターハイ準優勝チームとして出場。ベスト8で敗退となったものの、決して大柄ではない平均身長178.5cmというチームでも、全国の舞台で十分に輝けるということを証明した。

男女ともに強豪校「安城学園」

愛知県西三河地方・安城市にある安城学園は、1912年に設立された私立校だ。バスケットボール部は男女ともに県内強豪校として知られており、2010年には全国初となるインターハイ男女アベック出場を果たしている。
毎年全国の舞台にたどり着くというわけではないが、今年のチームはかなりの有望株でこの5月に行われたインターハイ県予選では、男女とも4チームで行われる決勝リーグに進出している。ともに2勝1敗で決勝リーグ2位となり、2度目の男女アベック出場を決めた。

愛知県のみならず、全国でも結果を出す女子の名門「桜花学園」

桜花学園は名古屋市昭和区にある私立校で、1923年に設立された女子校だ。バスケットボール部は、1983年から33年連続で全国大会に出場している。井上眞一監督が率いるようになってからは、全国大会での優勝タイトル数は59を数え、高校バスケットボール界では今もなお、日本最強女子チームとして君臨し続けている。
パスの際のつま先の向き、ディフェンス時の体重移動、重心の置き方などディテールまで細かくアプローチする指導が特徴で、日本人3人目となるWNBAプレーヤーとなった渡嘉敷来夢もプレーヤーとして3年間、桜花学園で基礎を築いた。

桜花学園に続く女子の強豪校「星城」

豊明市にある星城は、1963年に設立された中高一貫の私立校で、男子バレーボール部はかつて2年連続3冠を達成した超強豪だ。女子バスケットボール部は愛知県内の名門校として知られ、桜花学園に次ぐ全国大会出場数を誇っており、2009年のインターハイでは、全国ベスト8という成績を残している。
今冬の新人戦では東海大会にも出場しており、準決勝で岐阜女子に敗れたものの、3位決定戦で安城学園に勝利し東海3位という記録を残した。会場には「妥協するな!」の横断幕が掲げられる通り、粘り強いプレースタイルが特徴だ。

まとめ

愛知県の高校バスケ界には、男女ともに全国レベルで結果を残すチームが多く存在している。県予選では、かなり高レベルな試合が展開されているため、これからの戦いぶりが楽しみだ。