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【どんど晴れ!】岩手県のバスケ強豪校5選

2016 8/26 13:36
バスケットシュート
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Photo by makieni/Shutterstock.com

岩手県はbjリーグで活躍するプロチーム「岩手ビッグブルズ」のホームタウンということで、高校生のバスケ部の活動も盛んな地域だ。現在の岩手県高校バスケ界は、盛岡市立、盛岡南の2校がツートップとして君臨してるが、トップを脅かす高校も出現している。

盛岡市立高等学校バスケットボール部

盛岡市立高等学校は盛岡市にある公立高校で、「若き日に身体を鍛え知能を磨き情操を深め教養を積め」を校訓とする1920年創立の伝統校である。部活動は運動部が強豪として有名であり、バスケットボール部は県内トップチームとして君臨している。
インターハイ、国体、ウインターカップの三大大会では、必ずといってよいほど決勝に進む実力を持ち、全国大会でもベスト8に入る名門だ。OBも、2015年NBLで日本チャンピオンとなった東芝ブレイブサンダースで活躍する晴山ケビン選手など、プロ選手を数名輩出。後輩たちも偉大な先輩たちを目標に厳しい練習に励んでいる。

県立盛岡南高等学校バスケットボール部

県立盛岡南高等学校は、盛岡市にある公立高校だ。1983年創立という大変新しい学校だが、体育コースを設置し、県内の運動選手育成に大きな貢献をしている。なかでもバスケットボール部の実力は盛岡市立にならぶ強豪であり、岩手県特別強化指定校に認定されている。
三大大会の予選では、盛岡市立と常に優勝争いを見せる不動のシード校だ。OBも日本代表の川村卓也選手などプロ選手を多数輩出しており、岩手県を代表する強豪として成長しつつある。

県立一関工業高等学校バスケットボール部

県立一関工業高等学校は一関市にある公立の工業高校だ。「将来の生活設計と目的意識を確立させる」ことを理念にあげ、生徒の教育を実施している。部活動では、県内上位の実力をもつ弓道部やインターハイ出場経験をもつソフトテニス部が知られているが、バスケットボール部も近年活躍を見せている。
平成28年の高校総体予選では見事3位に輝き、盛岡市立、盛岡南のツートップに続く期待のチームとして今後の躍進が期待されている。

県立盛岡工業高等学校バスケットボール部

県立盛岡工業高等学校は、盛岡市にある公立の工業高校だ。1898年創立の伝統ある学校として、地元住民から「盛工(もりこう)」の愛称で親しまれている。盛工といえば二度の全国制覇を成し遂げているラグビーが特に有名だが、ほかの運動部も活躍している。
バスケットボール部は、平成27年のウインターカップ予選では準決勝で県内トップチームである盛岡市立と、また平成28年の県高校総体予選では盛岡南と対戦。いずれも惜敗してベスト4に終わったが、岩手県高校バスケ界ではツートップに次ぐ期待のチームとしてその名を知らしめた。

県立黒沢尻工業高等学校バスケットボール部

黒沢尻工業高等学校は北上市にある公立の工業高校だ。部活動は運動部が特に盛んで、盛岡工業とならび全国レベルのラグビー部、日本チャンプを輩出しているボクシング部、甲子園出場経験を持つ野球部など県内有数の強豪として知られている。
バスケットボール部は、平成23年・24年のウインターカップ、県予選で見事優勝。2年連続で県代表として全国の強豪と戦った。OBにはプロリーグで活躍した長谷川武選手がいる。

まとめ

最近の岩手県の高校バスケ界は、盛岡市立、盛岡南の2校がツートップとして君臨しているが、その一方で一関工業や黒沢尻工業など、上位チームを脅かす存在も現れている。
ツートップ以外の高校に注目するのも面白いだろう。