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熱戦に次ぐ熱戦!2017年男子バスケインターハイまとめ

2017 9/13 14:03Mimu
バスケ
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歴史に残る熱戦となった準決勝・帝京長岡戦

1回戦の実践学園、2回戦の長崎西、3回戦の東山高校、準々決勝の中部第一高校との試合も見事であったが、やはり福岡大大濠の底力を見せてもらったのは、準決勝の帝京長岡高校(新潟)との試合だろう。延長に次ぐ延長を制して、決勝へ進出を決めた試合だ。

試合は序盤から膠着状態であった。第1Qは18-15で帝京長岡がリード、第2Qは12-12で同点、3Qも13-14。そのまま、帝京長岡が2点リードで第4Qへ……と思われたその瞬間だった。福岡大大濠の横地聖真選手がブザーとほぼ同時に3Pシュートを決めて13-17。43-44と逆に1点リードで第4Qへと向かった。

第4Qで決着がつかず、試合は延長戦へ

第4Q、やはり流れは福岡大大濠だ。まずは横地選手のシュートで主導権を握ると、さらに帝京長岡のミスも絡んで立て続けに得点し、一時は43-58と15点差をつけた。だが残り5分ごろから流れが変わり始める。帝京長岡の佐野翔太選手が3Pシュートを決めると、ここから数分間に起きたチャンスをことごとくものにしていった。

フリースロー、リバウンド、スティール、ほとんどのプレーが上手く決まる。福岡大大濠もフリースローを2本決めて60点に到達するも、残り34秒に池田大雅選手のシュートで59-60と1点差に。残り15秒、祝俊成選手がフリースローを2本獲得。1本目は外したものの2本目をキッチリと決め、とうとう同点に追いついた。そして試合は延長戦、オーバータイムへと突入する。

第3OTでも決着がつかず、勝負は第4OTへ

延長に入ってもなかなか決着がつかない。第1OT、まずは帝京長岡が3点リードするも、横地選手がこの試合2度目となる3Pブザービーターが飛び出し同点となる。第2OTでも帝京長岡が3点リードするも、1分16秒でまたも横地選手が3Pシュートを決めて同点となった。

第3OTでは残り12秒からの攻防が見事であった。78-80と福岡大大濠2点リードの中、帝京長岡の池田大雅選手が見事なスティールを決めて同点に追いつく。さらに相手ファールによるフリースローを立て続けに獲得すると、それ2本決めて2点のリードを奪った。だがこの日のバスケの神は、帝京長岡に微笑んでくれない。残り5秒で今度は福岡大大濠の横地選手がフリースローを獲得し、2本とも決めて同点に追いついたのだ。そして勝負は第4OTへ続く。

ようやく決着。熱戦を制したのは福岡大大濠

第4OTは点の取り合いとなる。残り1分半の時点では85-86と福岡大大濠が1点リード。しかし、1分27秒で帝京長岡・五十嵐平選手がミドルを決めて87-86と逆転に成功する。だが残り1分10秒、今度は福岡大大濠・井上宗一郎選手のゴール下で87-88と再逆転。
ここで帝京長岡はタイムアウトを取るも、残り1秒、反対に痛恨のファールを与えてしまう。土屋大輝選手のフリースローも1本決まり87-89。そしてプレー再開とほぼ同時にブザー。高校バスケ史に残る熱戦は、福岡大大濠の勝利で幕を閉じた。

決勝の明成戦も熱戦となる

決勝戦の明成(宮城)との試合も熱戦となった。この試合も序盤から一進一退で、第1Qは明成が7点リードも、第2Qで福岡大大濠が取り返し、36-32と明成4点リードで前半が終了した。第3Q、序盤は明成が主導権を握り、八村阿蓮戦手のゴールしたや、本間紗斗選手の2連続3Pシュートなどでで、一時は45-36とリードを9点に広げた。

しかし残り5分になったところで、今度は福岡大大濠が反撃する。まず川島聖那選手がドライブで上手く切り込んでシュートを決めると、今度は土屋大輝選手が3P・フリースロー・3Pを立て続けに決め、あっというまに2点差に。そこから2点を返されたものの、さらに3本のシュートが決まり47-49、一気に2点リードを奪った。

最後まで分からない展開だった第4Q

そして第4Q、まずは明成の田中裕也選手が3Pを決めて50-49と逆転、しかし福岡大大濠も中崎圭斗選手がゴール下で決めて50-51と再逆転。明成は田中選手がさらにレイアップとフリースローで3得点したかと思えば、福岡大大濠も井上宗一郎選手のフリースロー2本で53-53、両者一歩も譲らない。そして57-57となった残り3分40秒であった。福岡大大濠・中崎選手のシュートが決まり57-59、さらに1分37秒には横地選手もフリースローを決めて57-61とする。

だが明成も粘る。残り33秒、またも田中選手がフリースローを決めて58ー61。さらに残り2秒で相原アレクサンダー学選手のレイアップが決まり60点、さらにバスケットカウントによってフリースローまで獲得する。この時点で60-61、このフリースローが決まれば同点。しかし相原選手が放ったボールは無情にもリングに嫌われ、それとほぼ同時に試合終了のブザー。福岡大大濠の優勝が決定した。

2試合連続の熱戦を繰り広げた福岡大大濠。だが圧倒的な成績で優勝したわけではないため、彼らはこれからもさらにレベルアップしていくだろう。国体やウィンターカップも楽しみだ。

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