高校女子バスケ 最強 桜花学園高校の強さのワケ
2014年に3年連続、20回目の全国制覇を果たした桜花学園(愛知)。全国大会でも常勝チームといえますが、その強さはどこからくるのか…井上眞一コーチの指導法、哲学とはどんなものでしょう。
1.食事とトレーニングで体をつくる
バスケは、体のぶつかり合いが必要。身長が低くても力強いディフェンスのための、体づくりが大切であるそうです。
2.ケガをしないプレーをする
ケガをしない身体の使い方を練習。試合で徹底するために、細かく選手の動きをチェックするそうです。
3.生徒の人間性を重視する
無駄な上下関係はいらない。相手の立場に立って、選手の個性をいかし、良い方向へ向かうよう指導するのだそうです。
マンガ、スラムダンクのモデル、能代工業高校
秋田県の能代工業高校は、高校バスケの伝説の強豪校です。マンガ、スラムダンクのモデルにもなり、市を挙げて応援しており、なんと能代駅にはバスケットゴールが設置されており、停車中にフリースローに成功すると記念品がもらえるそうです。
その強さの礎を築いた加藤廣志氏は、「オールコート・攻守の切り替えの速さ」で当時の小柄な選手たちを、1996年から3年連続で三冠達成という偉業を成し遂げたのです。三冠とは、インターハイ、国体、ウインターカップの3大会を全国制覇することです。その伝説の始まりに主力としてチームを引っ張ったのは1年生の3人でした。
その1人が、あの田臥雄太選手でした。
田臥雄太 伝説
田臥選手といえば、日本人初のNBAプレーヤーとして有名ですね。お父さんの影響で子供の頃から、バスケに目覚めていたそうです。中学生の時にNYでNBAの大スターのパトリック・ユーイング選手と共演してCM出演をした…まさにバスケの申し子、約束されていたかのようなラッキーボーイですね。
高校は能代工業高校。そうです、あの最強伝説をつくったのです。ハワイの大学では、ケガに泣いた時期もありましたが、自らの夢をあきらめずに追いかけ続けたからこそ、大きな夢を達成できたのでしょう。
ブザービート・ブザービーター
ピリオドや、試合終了間近に放った、渾身のゴール。ボールが空中にある間に試合終了の合図が鳴る…と、ボールはゴールリングへ入って大逆転勝利…これをブザービーターと呼ぶそうです。小学生から高校生、社会人までバスケファンにはたまらない瞬間です(逆転される側は悔しいでしょう)。
ブザービートと書いてあったり、ブザービーターと言われたり、どちらが正しいのかと言いますと、どうやら「ブザービーター」が正しいようです。ブザービートはテレビドラマのタイトルにもなりましたが、造語だそうです。
日本人初 アメリカでオールスターに選出! 中川和之選手
山口県下関市出身の、プロバスケットボール選手です。ポジションはポイントガード。双子の兄直之氏とともに、小学校からバスケットボールを始め、中学校では都道府県対抗バスケットボール大会でベスト8入り、優秀選手賞を受賞。
全国中学校バスケットボール大会では準優勝を勝ち取り、優秀賞を受賞し全国に中川兄弟の名前が知れ渡りました。豊浦高校でも兄と共に輝かしい成績をあげました。インターハイでベスト16入り、NIKE BASKETBALL CAMPで日本人で唯一ベスト5に選出されました。
専修大学に在学中に渡米し、独立リーグABA(American Basketball Association)のチームに入団、田臥雄太選手とチームメイトに。その後NYのハーレム・ストロングドッグスに所属すると、日本人で初めてABAのオールスターに選出されました。本場アメリカで、認められるなんて素晴らしいですね。
まとめ
バスケットボールの強豪校や有名な選手、マメ知識を紹介しました。意外と知らないこともあったのではないでしょうか?
以上「知っておくとより楽しめるバスケットボールの雑学5選」でした。