伝説のセンター シャキール・オニール
1992~1996年にマジックで活躍していたのが、NBAドラフト1位のシャキール・オニール選手です。
ポジションはセンターで、ルーキーシーズンの1992~1993年に23.4得点、13.9リバウンドを記録しました。ルーキーの頃に1年間に2回もダンクシュートでバスケットゴールを壊したという逸話があります。
オニール選手は、1993年には「新人王」として表彰されたほか、マジックの「殿堂メンバー」にも登録されました。
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フロリダ州オーランドにあるNBAチーム、オーランド・マジック。1989年に創立され、オーランドのテーマパーク「ディズニーワールド」にちなんで「マジック(魔法)」のチーム名を持つチームです。今回は、そんなオーランド・マジックのNBAドラフト選手5名をご紹介します。
1992~1996年にマジックで活躍していたのが、NBAドラフト1位のシャキール・オニール選手です。
ポジションはセンターで、ルーキーシーズンの1992~1993年に23.4得点、13.9リバウンドを記録しました。ルーキーの頃に1年間に2回もダンクシュートでバスケットゴールを壊したという逸話があります。
オニール選手は、1993年には「新人王」として表彰されたほか、マジックの「殿堂メンバー」にも登録されました。
2000年、マジックはNBAドラフト5位のミラー選手を指名しました。
ミラー選手のポジションはシューティングガード(SG)とスモールフォワード(SF)です。ルーキーシーズンの2000~2001年から早速活躍し、2001年に「新人賞」を受賞、「NBAオールルーキーチーム」ではファーストチームとして参加しました。
2年目からはスターターとして起用され、3年目には65試合全てスターターとして活躍した選手です。マジック創設初の進出となったプレーオフでも貢献しましたが、2003年までの在籍となりました。
マジックのセンターといえば、殿堂入りしたシャキール・オニール選手の名前がまず挙がりますが、ドワイト・ハワード選手も負けていません。ハワード選手は2004年のNBAドラフト1位であり、マジックに指名されたセンターです。
「高卒ルーキーでNBAドラフト1位」と注目され、シーズン開幕戦では見事12得点、10リバウンド、4ブロックの「ダブル・ダブル」という結果を残しました。その後も「ブロック王」「リバウンド王」に選ばれ、2012年までマジックで活躍しました。
ビクター・オラディポ選手は2013年、マジックからNBAドラフト2位で指名された選手です。ポジションはポイントガード(PG)とSG。ルーキーシーズンの2013~2014年では44試合スターター出場しました。
2014年2月に「1試合で30得点14アシスト」を記録、翌年2015年1月には「2試合連続30得点以上」を決めるなど、マジックの得点源としても活躍しました。マジックには2016年までの在籍し、その間チームに多大な貢献をもたらしました。
アーロン・ゴードン選手は、2014年マジックからNBAドラフト4位で指名を受けた選手。ゴードン選手のポジションはパワーフォワード(PF)とSFで、2013年の「USAバスケットボール男子年間最優秀選手」に選ばれた実績があります。
しかしルーキーイヤーの2014~2015年は、怪我により2カ月間の欠場。結局「45試合出場の平均5.3得点」という結果でシーズンを終えました。その後は2016年の「NBAダンクコンテスト」で活躍するなど、調子を取り戻した様子。今後の活躍にも期待が高まっています。
オーランド・マジックには、NBAドラフト歴代1位の選手が活躍していました。ほかにもオーランド・マジックは、「その年のNBAドラフトで5本の指に入る選手」を積極的に指名しています。今後のNBAドラフトでは、マジックが一体どんな選手を指名するのか注目していきたいところです。