ルーキー歴代1位 エメカ・オカフォー
ボブキャッツ創設時、NBAドラフト2位で指名されたのがエメカ・オカフォー選手です。オカフォー選手のポジションはセンター(C)兼パワーフォワード(PF)。
実力は折り紙つきで、2004年のアテネオリンピックにも出場しています。2005年には新人王に選出されたほか、「NBAオールルーキーチーム」ではファーストチームで活躍しました。リバウンド・ブロックに関しても、毎シーズン上位の成績を残しており、2009年までボブキャッツに貢献してきました。
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2004年に創設された、NBAの中でも新しいチーム「シャーロット・ボブキャッツ」。2014年からは「シャーロット・ホーネッツ」に名称変更されましたが、ボブキャッツ時代から優秀な選手が集まっています。今回はこのボブキャッツのNBAドラフト選手5名をご紹介します。
ボブキャッツ創設時、NBAドラフト2位で指名されたのがエメカ・オカフォー選手です。オカフォー選手のポジションはセンター(C)兼パワーフォワード(PF)。
実力は折り紙つきで、2004年のアテネオリンピックにも出場しています。2005年には新人王に選出されたほか、「NBAオールルーキーチーム」ではファーストチームで活躍しました。リバウンド・ブロックに関しても、毎シーズン上位の成績を残しており、2009年までボブキャッツに貢献してきました。
2005年にボブキャッツがNBAドラフト指名したのが、レイモンド・フェルトン選手です。フェルトン選手はNBAドラフト5位のポイントガード(PG)。
ルーキーシーズンの2005~2006年から54試合スターターで活躍した選手です。2006~2007年シーズンも14.0得点、7.0アシストと安定しており、ボブキャッツに貢献してきました。また、優秀なPGに与えられる「ボブ・クージー賞」も与えられ、2010年までボブキャッツに在籍しました。
アダム・モリソン選手は、2006~2009年の間ボブキャッツで活躍した選手です。2006年にボブキャッツからNBAドラフト3位で指名され、スモールフォワード(SF)としてチームに貢献しました。
得点やパス、リバウンドのセンスに優れており、マイケル・ジョーダン氏から「ラリー・バード2世」と評価されたほど。2006年11月の「月間最優秀選手」にも選ばれるなど確かな実力の持ち主。たださすがに完全無欠というわけではなく、フリースローの成功率だけが少し物足りないとも言われます。
優秀なPGとしてレイモンド・フェルトン選手が活躍していましたが、2008~2012年シーズンにもう1人優秀なPG「DJ・オーガスティン」が加入しました。彼は2008年のNBAドラフト9位でボブキャッツから指名されて、ルーキーの頃からフリースロー成功率89.3%を記録した選手です。
フリースローに関しては、当時リーグ6位の成績でした。2008~2009年シーズンでは平均11.8得点3.5アシストという結果ですが、優秀なPGと評価されて「ボブ・クージー賞」を受賞しました。
ボブキャッツは2012年にNBAドラフト2位のタイラー・ゼラー選手を指名しました。ゼラー選手のポジションはSF。ルーキーシーズンである2012~2013年では入団早々歴史的快挙を成し遂げます。
2012年11月のダラス・マーベリック戦で、25得点12リバウンドの「ダブル・ダブル」を達成したのです。彼は当時19歳。20歳以下のルーキーがダブル・ダブルを達成したのはNBA史上5人目です。2017年もボブキャッツに在籍していますが、怪我の影響で試合は欠場しています。早期の回復が願われます。
ボブキャッツには、NBAドラフト1位に選ばれなくても入団後に活躍する選手が多いのが特徴。「新人王」や「ボブ・クージー賞」などの名誉ある実績を収めて、全体1位にも匹敵するNBAドラフト選手がたくさんいました。今後とも、シャーロット・ボブキャッツ改めホーネッツのNBAドラフト指名を注目していきたいところです。