キャブス一筋 ジードルーナス・イルガウスカス
キャバリアーズは、1996年にセンターポジションのジードルーナス・イルガウスカス選手をドラフト指名しました。彼は当時ドラフト20位でしたが、ルーキーシーズンである1997~1998年に全82試合出場を果たしました。
イルガウスカス選手は、1998年の「ルーキーオールスターゲーム」でも活躍し、2010年までキャバリアーズに在籍。ファンの間で「キャブス一筋」とされ親しまれました。
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オハイオ州クリーブランドを拠点としている、クリーブランド・キャバリアーズ。キャバリアーズには「騎士」という意味があるNBAチームですが、これまでにどんな選手が活躍していたのでしょうか?今回は、クリーブランド・キャバリアーズで有名なドラフト選手を中心にご紹介します。
キャバリアーズは、1996年にセンターポジションのジードルーナス・イルガウスカス選手をドラフト指名しました。彼は当時ドラフト20位でしたが、ルーキーシーズンである1997~1998年に全82試合出場を果たしました。
イルガウスカス選手は、1998年の「ルーキーオールスターゲーム」でも活躍し、2010年までキャバリアーズに在籍。ファンの間で「キャブス一筋」とされ親しまれました。
キャバリアーズは2003年、ドラフト1位指名権を獲得。当時のドラフト1位が、その後キャブスをけん引するレブロン・ジェムーズ選手でした。彼は2003~2004年のルーキーシーズンから20得点5アシスト5リバウンドという好成績を残しました。
これはオスカー・ロバートマン選手、マイケル・ジョーダン選手に続く、史上3人目の快挙です。ルーキーチャレンジでもチーム最多33得点で新人王に輝き、キャブスのエースとして活躍していました。
キャブスは2011年もドラフト1位指名権を獲得しました。この年のドラフト1位はカイリー・アービング選手。キャバリアーズの新たなメンバーとして加わりました。アービング選手はルーキーシーズンである2011~2012年に、見事新人王に選ばれた選手です。
2012年の「オールルーキーチーム」でファーストチームに選ばれ、2014年スペインワールドカップ、2016年リオオリンピックにも参加しました。2017年時点でも、クリーブランド・キャバリアーズのポイントガード(PG)として活躍しています。
キャバリアーズはさらに、2013年にもドラフト1位指名権を獲得しました。2013年のドラフト1位はアンソニー・ベネット選手。カナダ人選手が1位指名されたのはこれが初めてのことです。
彼はパワーフォワードとスモールフォワードの両方を担うフォワード選手であり、周囲からも期待が集まっていました。しかし周囲の期待とは裏腹に、ルーキーシーズンの2013~2014年ではうまく結果を出せませんでした。しかし2014~2015年シーズンには19得点10リバウンドを記録するなど、キャバリアーズに貢献した選手の一人です。
2014年にもクリーブランド・キャバリアーズは1位指名権を用いて、NBAドラフト1位であるアンドリュー・ウィギンス選手を指名しました。
しかし、最終的にはトレードにより、パワーフォワード兼センターであるケビン・ラブ選手を獲得。最初はチームとして安定しませんでしたが、見事プレーオフ出場に貢献した選手の1人です。
また、レブロン・ジェームズ選手、カイリー・アービング選手、ケビン・ラブ選手の3人は非常に強力で、周囲から「ビッグスリー」と呼ばれるようになりました。
クリーブランド・キャバリアーズは、2000年以降から頻繁に「ドラフト1位指名権」を獲得するようになりました。そのため、キャバリアーズにはNBA史上でも優秀な選手が集まっています。今後キャブスがどんなドラフト選手を選ぶのか注目したいところです。