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【NBAドラフト】シャーロット・ホーネッツの歴代1位の選手

2017 7/10 10:01おしょう
タイムワーナーケーブルアリーナ
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Photo by meunierd/Shutterstock.com

2004年に前身のシャーロット・ボブキャッツが発足、2014年に再編され現在のシャーロット・ホーネッツとなりました。 歴史的にも若く、ファイナルの進出経験もまだないチームですが、有望な選手が在籍しています。今回はそんなシャーロット・ホーネッツの歴代ドラフト1位をご紹介します。

2004年 エメカ・オカフォー選手

ドワイト・ハワード選手に次ぐ全体の2位でシャーロット・ボブキャッツに入団。しかし、チームはまだ創設間もない時期であったため厳しいシーズンを強いられます。それでもオカフォー選手は孤軍奮闘の活躍を見せて、新人王を獲得。ディフェンス面での貢献が大きい選手で、チームのインサイドを固める役割を担っていました。
2年目以降は、ドラフト2位としては物足りない成績が目立ち、怪我の影響とチームの苦境が重なり厳しいシーズンを過ごしました。

2005年 レイモンド・フェルトン選手

レイモンド・フェルトン選手の出身であるノースカロライナ大学からはこの年のドラフトに5名が名を連ねましたが、いずれもドラフト1巡目で指名されるなど大きな注目を浴びました。フェルトン選手自身も全体で5位と高い評価を受けています。
ルーキーイヤーから出場時間に恵まれ、オールルーキーセカンドチームにも選出されました。それ以降も安定した動きを見せますが、2010年に退団し、チームを転々とすることになり、これまでに7つのチームを渡り歩いています。

2008年 D・J・オーガスティン選手

D・J・オーガスティン選手は全体の9位でボブキャッツに加入しました。チームには司令塔のレイモンド・フェルトン選手がいた為、主にバックアップとしての出場となります。それでも限られた出場機会で安定した活躍を見せて、オールルーキーセカンドに選出されています。
特にフリースロー成功率は突出して良い成績を残しました。ポイントガードとして、ボールハンドリングやアウトサイドに非凡な才能を有する選手ですが、183cmという小柄さゆえに苦戦する場面も見られました。

2011年 ビスマック・ビヨンボ選手

ビスマック・ビヨンボ選手は、コンゴ民主共和国出身の選手です。スペインリーグを経て、サクラメント・キングスから全体の7位で指名されますが、保有権が譲渡される形でボブキャッツへ加入することとなりました。
ボブキャッツではなかなか目立った活躍が出来ず、2016年にトロント・ラプターズへ移籍。するとチームのプレーオフを塗り替える1試合26リバウンドを見せ、インサイドプレイヤーとしてブレイクします。まだ若い選手のため、今後の成長も期待される選手です。

2015年 フランク・カミンスキー選手

チーム名がシャーロット・ホーネッツとなってから初のドラフトで獲得した選手がフランク・カミンスキー選手です。全体の9位での指名。ウィスコンシン大学4年時に進出したNCAA決勝では惜しくも敗れましたが、チームの中心選手として大きな注目を浴びました。
パワーフォワードのポジションながらアウトサイドシュートの成功率も高く、柔らかいシュートタッチを持ち合わせます。ポストプレイが向上すれば、センターも務まるほどの器用さを誇る選手です。

まとめ

ホーネッツはまだ歴史の短いチームです。そのため、ルーキーに負担がかかるシーズンも度々ありました。近年ではチームも固まりつつあるので、負担も軽減されそうです。カミンスキー選手など、有望株も在籍しているので、今後のチームの成長が楽しみです。