1984年 アキーム・オラジュワン選手
1984年が「史上最高のドラフト」と呼ばれることもあった中で、全体の1位でロケッツから指名を受けたのがアキーム・オラジュワン選手です。マイケル・ジョーダン選手、チャールズ・バークレー選手など、後に往年の名選手と称される選手たちを抑えての1位指名でした。
オラジュワン選手は、センターでありながらも俊敏なステップワーク、特に切れ味の鋭いスピンムーブなどを武器に活躍しています。オラジュワン選手の背番号34はロケッツの永久欠番となっています。
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ヒューストン・ロケッツは前進のサンディエゴ・ロケッツとして1967年に創立されました。 その歴史の中には、様々な名選手が在籍していました。 今回は、ヒューストン・ロケッツのドラフト歴代1位の選手たちをご紹介します。
1984年が「史上最高のドラフト」と呼ばれることもあった中で、全体の1位でロケッツから指名を受けたのがアキーム・オラジュワン選手です。マイケル・ジョーダン選手、チャールズ・バークレー選手など、後に往年の名選手と称される選手たちを抑えての1位指名でした。
オラジュワン選手は、センターでありながらも俊敏なステップワーク、特に切れ味の鋭いスピンムーブなどを武器に活躍しています。オラジュワン選手の背番号34はロケッツの永久欠番となっています。
オラジュワン選手加入の前年、1983年に全米1位で指名を受けた選手がラルフ・サンプソン選手です。翌年に加入したオラジュワン選手とともに「ツインタワー」と呼ばれ、ロケッツのインサイドを固めました。
1984年から4年連続でNBAオールスターに選出されており、一時代を築いたセンタープレイヤー。しかし、晩年は膝の怪我の影響により、思うようなプレイができずに、1992年に現役引退となりました。
姚明選手は、中国のプロリーグで最年少MVPという実績をひっさげ、ロケッツに全米1位で加入しました。身長229cmという巨体で「歩く万里の長城」と呼ばれるほどの長身ながら、フリースローが得意など、テクニックも兼ね揃えた選手。
ロケッツのインサイドを支配すると同時に、中国代表チームにも大きく貢献しています。アジア人としてNBAのトップレベルで成功した選手でもあり、現役時代の背番号11はロケッツの永久欠番となっています。
サム・デッカー選手は、1巡目全体の18位でヒューストン・ロケッツに加入しました。ウィスコンシン大学時代には、NCAAトーナメント決勝まで進んだ経験もあり、4年時にアーリーエントリーを表明しました。
加入シーズンは腰の怪我で満足にプレイできませんでしたが、フォワードとしての得点能力に期待されています。しかし、3Pシュートやフリースローなど、まだまだ改善の余地はあり、今後の成長が楽しみな選手です。
スイス出身のクリント・カペラ選手は1巡目25位で入団しました。スイス出身のNBA選手では、ターボ・セフォロシャ選手以来二人目。
ドワイド・ハワード選手が移籍してしまった穴を埋める活躍が見込まれています。高い身体能力が武器ですが、シュート能力も高く、成功率も良好。1994年生まれとまだ若い選手ですし、今後ロケッツの核となりそうな選手です。
ただフリースローの精度は改善の余地がありそうです。
姚明選手の活躍を受けて、アジアでのバスケットボール人気が上昇したこともありました。日本人選手がドラフトで指名される日も来るのでしょうか。今後も永久欠番となるような選手が現れるのか。ヒューストン・ロケッツの今後にも注目です。