キャリア2年目の若手が起こしたブザービーター
2014年のプレイオフから紹介する。ポートランド・トレイルブレイザーズとヒューストン・ロケッツとの組み合わせで行われた西カンファレンスの1回戦、第6試合でのこと。序盤から熱戦が続き、残り3分の時点では91-93でロケッツがリードという状況だった。
だがここから両者一歩も引かない。まずブレイザーズのロビン・ロペス選手が3Pを決め94-93と逆転すると、今度はロケッツのドワイト・ハワード選手がレイアップを決め、94-96と再逆転。しかし、残り40秒でブレイザーズのニコラス・バトゥーム選手が得点し96-96の同点に。が、残り0.9秒でロケッツのチャンドラー・パーソンズ選手が勝ち越しシュートを決め、96-98。これで勝負ありかと思われた。
ラストプレー、試合を決めたのは2年目の若手、ディミアン・リラード選手だった。このわずか0.9秒を使って3Pシュートを放つと、これが見事に決まり99-98!みごとな大逆転勝利を果たすのだ。