岐阜の男子バスケをリードする「岐阜農林」
岐阜県内の男子高校バスケを引っ張ってきた存在といえば、一番手は岐阜農林(本巣郡北方町)の名前が挙がるだろう。インターハイ全国大会37回、ウインターカップ全国大会24回(準優勝2回、ベスト4が3回)の出場を誇り、全国的にも知られた名門校だ。1992年のインターハイでは、前年の全国3冠で締めくくった能代工業を1回戦で破り、歴史的ジャイアントキリングを果たしたことで有名だ。「不屈」を部訓とし、常に全国制覇を見据えているチームなのだ。
岐阜県のバスケ強豪校は岐阜農林や美濃加茂が有力とされており、長年覇権を握り続けているチームはなく、混戦状態となっている。前述の2校と頂点を狙うバスケ強豪校を5校紹介する。
岐阜県内の男子高校バスケを引っ張ってきた存在といえば、一番手は岐阜農林(本巣郡北方町)の名前が挙がるだろう。インターハイ全国大会37回、ウインターカップ全国大会24回(準優勝2回、ベスト4が3回)の出場を誇り、全国的にも知られた名門校だ。1992年のインターハイでは、前年の全国3冠で締めくくった能代工業を1回戦で破り、歴史的ジャイアントキリングを果たしたことで有名だ。「不屈」を部訓とし、常に全国制覇を見据えているチームなのだ。
近年の岐阜県男子バスケ界を岐阜農林とともにリードする存在といえば、美濃加茂(美濃加茂市)の名前は外せない。美濃加茂は中高一貫校であり、バスケ部はこれまでインターハイ5回、ウインターカップ6回の出場を誇っている。全国大会の通算出場では岐阜農林に軍配が上がるが、2015年は岐阜農林がインターハイに、美濃加茂はウインターカップへの出場をそれぞれ手にするなど、実力はほぼ互角だ。県内制覇、全国ベスト8を目標に日々技を磨いている。
岐阜農林、美濃加茂に続く岐阜の男子高校バスケの第三勢力の筆頭に上がるのは、岐阜総合学園(岐阜市)だろう。岐阜総合学園は1998年創部と比較的若いチームだが、特に2000年代はインターハイやウインターカップ県予選を制覇し、黄金期を築いた。2015年の戦績は、インターハイ県予選4位、ウインターカップ県予選ベスト16。2009年の主要タイトル2冠以降は全国の舞台からは遠ざかっているものの、常に県内上位に位置し再び全国の舞台を目指している。
近年の岐阜県男子高校バスケでは上記で挙げた3校の他にも、2002年にウインターカップ、09年にインターハイ県予選を制し、全国大会へ初出場した中津川工(中津川市)も強豪校として有名だ。2015年の県内大会の成績では、新人大会4位、ウインターカップ3位、インターハイ4位と常に4位以内をキープ(14年成績も主要タイトルは全て4位以内)している。安定した成績で、岐阜県高校バスケの盛り上げに一役買っている存在だ。
近年めきめきと力をつけてきているバスケット部が、富田高校(岐阜市)です。チームは2010年ごろから急激な成長を遂げ、15年はインターハイ県予選準優勝、ウインターカップ県予選3位、新人大会3位と岐阜農林、美濃加茂に迫る好成績を残している。2016年のインターハイ県予選3位と、近年の岐阜高校バスケの代表的な新興勢力としてさらなる活躍が期待されている。
近年の岐阜男子高校バスケは、岐阜農林と美濃加茂の2強が全国大会をかけて争う構図に変わりはない。しかし、2000年代にタイトルを獲得した岐阜総合や中津川工、そして新興勢力の富田といった実力校も頂点を狙っており、今後どのチームが栄冠を手にするのか目が離せない状況だ。