福井県バスケ界の絶対的王者「北陸」
福井県におけるバスケの絶対的王者といえば北陸(福井市)だ。2015年までにインターハイ全国出場43回(うち連続出場22回、優勝4回)、ウインターカップ全国出場37回(同36回、同1回)と輝かしい戦績を誇る日本有数のバスケ名門校である。同校のOBは数多くプロバスケット選手になったが、中でも有名なのは五十嵐圭選手だろう。日本代表にも選出され、イケメン選手として話題になったことで知名度も抜群。県内の連覇記録はもちろん、視線は常に全国制覇に向いている福井の王者だ。
福井県の男子高校バスケは、北陸が絶対的な力を持つものの「打倒北陸」を合言葉に頂点を狙う実力校がしのぎを削っている。王者「北陸」を倒す高校はどこだろうか。福井のバスケ強豪校を5校紹介する。
福井県におけるバスケの絶対的王者といえば北陸(福井市)だ。2015年までにインターハイ全国出場43回(うち連続出場22回、優勝4回)、ウインターカップ全国出場37回(同36回、同1回)と輝かしい戦績を誇る日本有数のバスケ名門校である。同校のOBは数多くプロバスケット選手になったが、中でも有名なのは五十嵐圭選手だろう。日本代表にも選出され、イケメン選手として話題になったことで知名度も抜群。県内の連覇記録はもちろん、視線は常に全国制覇に向いている福井の王者だ。
福井商業(福井市)といえば真っ先に思い浮かぶのは硬式野球部の活躍だが、バスケ部も活躍を見せている。北陸の影に隠れがちだが、県内の大きな大会では常に北陸のライバルとして決勝で何度となく対戦しているのだ。近年の成績でも、2015年はインターハイ県予選2位、北信越大会ベスト8、ウインターカップ3位、新人大会2位と北陸に次ぐ成績を記録している。北陸を倒して県1位になるため、今後の活躍に期待がかかる。
理数教育に重点を置くため、文部科学省にスーパーサイエンスハイスクールに指定されたことがある福井県有数の進学校「藤島」。近年、劇的にチームが成長して、県大会でも上位に食い込むチームとなった。2015年の戦績はインターハイ県予選4位、ウインターカップ県予選では決勝で北陸と対戦したが及ばず2位となった。しかし、ウインターカップは1、2年生が主体のチームであり、準決勝では福井商業も破っての活躍を見せたことから、2016年以降も一層の飛躍に期待がもてる。
啓新(福井市)はかつて福井女子高という名前の女子高だったが、1998年に共学化した学校である。そのため、女子の割合が多いのだが、男子バスケ部も県大会で上位に食い込む力を持っている。2015年から過去5年間はインターハイ、ウインターカップなどの主要タイトルの県内予選はほぼ全てベスト8以上の成績を残している。2015年もインターハイ県予選3位、ウインターカップ県予選ベスト4と、強豪校の一角として存在感を放っている。
福井県における近年のバスケ強豪校ビッグ4は成績から北陸、福井商業、藤島、啓新だが、この4校に食い込む第5の勢力は足羽(福井市)だ。ライフル射撃でオリンピック代表を輩出したり、女子バスケット部はインターハイ出場の常連だったりといった活躍が見られるが、男子バスケットも県上位に進出できる力がある。2014年の新人大会では県ベスト4入りを果たし、15年インターハイは福井商業に敗れたものの、県ベスト8と安定した成績を残している。
福井県の男子高校バスケは、北陸が絶対的な力を持つものの「打倒北陸」を合言葉に頂点を狙う実力校がしのぎを削っている。今後、どのチームが北陸を破って全国大会へ駒を進めるのかに注目が集まる。