2015-2016ファイナルは”奇跡”の大逆転劇
2016-2017ファイナルは、下馬評ではウォリアーズが圧倒的優位な状況でした。
チームの絶対的エース、ステフィン・カリー選手を初め、ケビン・デュラント選手、クレイ・トンプソン選手、ドレイモンド・グリーン選手などのオールNBA級の「ビック4」を揃えた布陣はNBA屈指とされていたからです。
そういった戦力差もあり、キャバリアーズは1勝3敗と瀬戸際に追い込まれてしまいます。しかし、そこからキャバリアーズの大エース、レブロン・ジェームズ選手、カイリー・アービング選手の活躍もあり、逆転。見事初となる栄冠を掴んだのでした。
2016-2017シーズンの動向
見事初優勝を遂げたキャバリアーズ。
更にチームを補強し失敗すれば、批判にさらされる可能性もあるため、このまま良いチーム状態を引き継ぐことにしました。
長いNBAの歴史を振り返ってみても、連覇を成し遂げたチームはわずか6チームしかありません。
キャバリアーズの2015-2016シーズンのロースターはNBAでも上位の平均年齢です。そのため、コンディション管理や、怪我に備えたチーム作りというのも重要なカギとなりそうです。
「インサイドの要」ケビン・ラブ選手
キャバリアーズのインサイドを固めるのがケビン・ラブ選手です。
ディフェンス面にやや難がありますが、ビッグマンでありながらもアウトサイドシュートも決められるなど、高い得点力が持ち味です。
2014-2015ファイナルでは怪我により満足にプレーができず、2015-2016ファイナルも目立った活躍ができませんでした。
大一番での弱さを指摘されることもありましたが、現状レブロン・ジェームズ選手などに負担がかかるチーム状況では、ラブ選手の活躍により、負担を軽減させるという期待も高まります。
「チームを率いる司令塔」カイリー・アービング選手
ポイントガードとして、チームを引っ張るプレイが特徴なのがアービング選手です。
2014-2015ファイナルは怪我でプレイできずに、チームも惜しくも敗れましたが、2015-2016ファイナルは、レブロン・ジェームズ選手とともにチームを牽引し優勝に大きく貢献しました。
アメリカ代表としてもプレイしており、アメリカを代表するガードといっても過言ではありません。
ラブ選手、アービング選手、そしてレブロン選手がキャバリアーズの「ビッグ3」と呼ばれることもあります。
「絶対的キング」レブロン・ジェームズ選手
もはやバスケファンでなくても知られているほどの、圧倒的知名度を誇る選手がレブロン・ジェームズ選手です。
マイケル・ジョーダン選手、コービー・ブライアント選手に次ぐ、年間にして30億を超える契約を結び、名実とともに「キング」となったことが証明されています。また、プレイ面でも圧倒的な存在感を見せています。
2017年で33歳となりますが、未だに衰えを知らない活躍を見せており、キャバリアーズの命運を分けるのはレブロン選手といっても過言ではありません。
まとめ
NBA史上7チーム目の連覇はなるのか。早くも期待が高まります。
やはり重要なのはレブロン選手の活躍次第です。レブロン選手が従来通りの活躍を見せれば2連覇も見えてくるでしょう。
キャバリアーズの2017年から目が離せません。