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バスケのインターハイでの名場面について紹介します!

2017 3/22 18:28華津代
バスケットボール
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出典 Eugene Onischenko/Shutterstock.com

夏に行われるインターハイは、出場校数が各都道府県で決められており、地区の予選を勝ち抜いてようやく出場できる狭き門だ。 それだけに、熱い想いもひとしおで、名場面も生まれる。

語り継がれる能代工業高校 其の壱?9冠はここから始まった?

秋田県立能代工業高等学校は、1996年の山梨インタ?ハイでの男子決勝戦で京都の洛南高等学校と対戦した。能代工業高校は入学してすぐにスタメンとなった1年生の田臥勇太選手を始め、菊地勇樹選手、若月徹選手、2年生の畑山陽一選手、小嶋信哉選手、3年でキャプテンの田中学選手を有し、監督は加藤三彦氏だった。
関西の強豪である洛南高校を相手に田臥選手のドリブル、速攻も冴えわたり、果敢に攻め続けた能代工業高校は110-65の圧勝だった。身長173cmの田臥選手が、長身の選手をものともせずに素晴らしいプレイを連発するなど、見応えのある内容だった。漫画「SLAM DUNK」に登場する山王工業高校のモデルと言われる能代工業の、9冠達成へのスタートがこのインターハイだった。

語り継がれる能代工業高校 其の弐?躍動する歴代最強チーム?

1997年京都インターハイ決勝戦での組み合わせが、再び能代工業高校VS洛南高校になった。前年のリベンジを地元京都で果たそうと燃える洛南高校に対し、能代工業高校は2年になってさらに強さに磨きがかかった田臥勇太選手、菊地勇樹選手、若月徹選手と3年の畑山陽一選手、小嶋信哉選手の不動メンバーで臨んだ。
出場した大会ほぼ全てが圧勝で歴代最強チームと言われた能代工業高校は、この試合も前半からしっかり流れを掴み、結果は120-58という大差での圧勝だった。田臥勇太選手は前半から個人技で相手チームに切り込んで流れをつくり大活躍している。その田臥選手の人気もあり、能代工業高校の試合は会場が満員札止めになるなど、毎回多くの人々が詰めかけた。1998年のインターハイでも優勝し、インターハイ6連覇も成し遂げている。

宮城の明成高校が悲願達成!

2015年8月3日の京都インターハイ男子決勝戦は、宮城県の明成高校と愛知県の桜丘高校の対戦だった。明成高校は、身長199cmのエース八村塁選手が前半からエンジン全開で、前半を終えた時点でのスコア47-26のうち、22得点をたたき出した。
後半に入って桜丘高校もリズムに乗り、連続得点をされて10点差まで迫られたが、仕切り直した明成高校が冷静に試合を運び、92-69で勝つことができた。この試合で八村選手は34得点を積み重ねている。2度の準優勝はあっても優勝に手が届かなかった明成高校の悲願の初優勝であり、宮城県のチームとしても初めて手にした優勝だった。

最後に魅せた!徳山商工高等学校の逆転劇が凄すぎる

2016年6月6日に山口県で行われた女子バスケのインターハイ予選。ここで勝てばインターハイに出場できるという徳山商工高校と誠英高校の決勝戦だ。ラスト2分を残し63対63、そこから誠英高校が積極的な試合運びを見せて、防戦しかできない形の徳山商工がファウルをして、フリースローを2本連続で与えてしまう。
大変緊迫した雰囲気の中で、誠英高校はフリースローを2本とも決めてスコアは63対65に。この時点で残りはわずか0.9秒だ。誰もが誠英高校が勝利したと思っていたことだろう。しかし、フリースローが終わった瞬間に徳山商工がボールを9番の選手にパス、その選手がロングシュートを放った。ボールが手を離れた直後に試合終了のブザーが鳴り、会場中が息をこらしてボールの行方を追う中、ボールは見事ゴールに吸い込まれ、3ポイントシュートが決まった。その結果、66対65となり、徳山商工が逆転優勝を果たしたのだ。

福岡第一高等学校では注目の重冨ツインズも活躍

2016年8月5日、広島インターハイでの男子決勝戦は、福岡第一高校と京都の東山高校の試合となった。東山高校はエース岡田侑大選手が連続ゴールを決めるなど、開始から5分でスコアを10-2とし、前半終了時点で13点のリードとなった。
後半に入り、福岡第一高校がリズムを掴み、流れを引き寄せる。疲れが見え始めて足が止まる東山高校に対し、反撃に出た福岡第一高校は足を使う。重冨ツインズと呼ばれる、重冨友希選手と重冨周希選手もキレのある動きを見せてゴールネットを揺らす。 最終スコアは69-76と福岡第一高校が逆転し、7年ぶりのインターハイ優勝に輝いた。

まとめ

強豪として知られるチームが全国にたくさんある中で、その頂点に立つというのはとても大変だ。 特に、最終学年の3年生にとっては絶対負けられない試合だ。インターハイ出場の選手たち全員にエールを送りたい。

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