NBA屈指の人気を誇る老舗チーム
ニューヨーク・ニックスは、ニューヨークに本拠を置くNBAのチームで、イースタン・カンファレンス アトランティック・ディビジョンに所属している。チーム名の「ニック」とはニッカーボッカーズの事。ニューヨークはオランダ人が開拓した町であることからイメージして名付けられた。結成以来同じ都市を本拠地としている数少ないチームでもあり、世界的な都市であるニューヨークを本拠地にしているため、他のチームに比べても注目度は高くトップクラスの人気を誇る。
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NBAの2016-17シーズンも始まり、BS放送などで目にする機会も増えてきた。 ここではNBAチームのひとつ、「ニューヨーク・ニックス」のチームとしての歴史や今シーズン注目の選手を紹介する。
ニューヨーク・ニックスは、ニューヨークに本拠を置くNBAのチームで、イースタン・カンファレンス アトランティック・ディビジョンに所属している。チーム名の「ニック」とはニッカーボッカーズの事。ニューヨークはオランダ人が開拓した町であることからイメージして名付けられた。結成以来同じ都市を本拠地としている数少ないチームでもあり、世界的な都市であるニューヨークを本拠地にしているため、他のチームに比べても注目度は高くトップクラスの人気を誇る。
チームとして歴史の長いニックスには2度の黄金期がある。1度目は1960年代半ばから1970年代半ばでこの時期には2回、NBAファイナルを制覇している。2度目の黄金期は1980年代半ばから1990年代でこの時期はパトリック・ユーイング選手を中心としたチームで、実に14年連続でプレーオフに進出するという常勝チームだった。近年のニックスの成績は低迷気味でシーズンも負け越しが続いており、プレーオフ進出も3年連続で逃している。
クリスタプス・ポルジンギス選手は、身長221cm 体重109kgの巨体を誇るラトビア出身の選手で、ポジションはパワーフォワードやセンターを務める。これだけの巨体の選手でありながら、ミドルシュートや3ポイントシュートを打てるシュートセンスを持っており、フリースローも高い確率で決めてくる。
リバウンドも強く、プットバックダンクを決める力強さも兼ね備えている。 サイズを活かしたブロックなど長い手足を使ったプレーも得意とするなど、ポテンシャル非常に高いものがあり、これからの可能性がさらに感じられる。
カーメロ・キアン・アンソニー選手は、ジャンプショットを中心としたスタイルで得点を稼ぐリーグ屈指のスコアラーといえる選手だ。1オン1でのスキルに非常に長けていて、特に左右への素早いジャブステップでフェイクをかけて相手を揺さぶり、ボールが低い位置にあるところからのジャンプショットは圧巻だ。また身体能力に恵まれており、素早い動きだけでなく、フィジカルも強い事からポストプレーも得意とし、ゴール下でも強さを発揮する万能な選手だ。
2016-17シーズンよりニックスに所属する事となったデリック・ローズ選手は、2008年のNBAドラフトでシカゴ・ブルズに全体1位指名で入団する。ガードポジションの選手がドラフト1位指名されるのは、1996年のアレン・アイバーソン選手以来となった。2010-2011シーズンには史上最年少となる22歳6ヶ月でMVPを受賞している実績ある選手だ。
並み居るアスリートがひしめくNBAにあっても屈指とされる身体能力と、抜群のボディバランスを備えるスタープレイヤーがニックスでどのような活躍を見せてくれるか注目だ。
ニューヨーク・ニックスについて紹介した。 デリック・ローズ選手の加入によりチーム力が増した今シーズンだが、ローズ選手の活躍ぶりはもちろんの事、近年成績が低迷するニックスがどのように変化していくのかは楽しみのひとつになりそうだ。