「ロケッツ」は本拠地からのイメージ
ヒューストン・ロケッツは、テキサス州ヒューストンに本拠を置くNBAのチームでウェスタン・カンファレンス、サウスウェスト・ディビジョンに所属している。1967年にサンディエゴ・ロケッツとしてNBAに加入した。
チーム名の「ロケッツ」は本来サンディエゴに本拠地があった当時、当市では軍需産業が盛んなことからロケット弾を表していたが、後にヒューストンに移転してからはNASAのイメージから、平和的なロケットの意味を持つ名称となった。
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近年、安定した成績でプレーオフに進出しているNBAヒューストン・ロケッツだが、更なる好成績を期待してしまう。 そんなロケッツの今期の注目選手は誰になるのだろうか? チームの歴史やチーム名の由来などに併せて、紹介していく。
ヒューストン・ロケッツは、テキサス州ヒューストンに本拠を置くNBAのチームでウェスタン・カンファレンス、サウスウェスト・ディビジョンに所属している。1967年にサンディエゴ・ロケッツとしてNBAに加入した。
チーム名の「ロケッツ」は本来サンディエゴに本拠地があった当時、当市では軍需産業が盛んなことからロケット弾を表していたが、後にヒューストンに移転してからはNASAのイメージから、平和的なロケットの意味を持つ名称となった。
NBAファイナル優勝歴2回カンファレンス優勝5回を誇る強豪チームだ。近年はプレーオフに進出しても1回戦負けが続いていたが、2014-15シーズンはチームの強化を図り、1994年以来の地区優勝を勝ち取り、その後プレーオフを勝ち抜いて、1997年以来のカンファレンスファイナルに進出するがリーグ最高勝率を残したゴールデンステート・ウォリアーズに1勝4敗と力負けし、決勝で敗れている。
翌2015-16シーズンでは更なる成績の上昇に期待が集まったが、プレーオフに出場するのがやっとだった。
ジェームス・ハーデン選手は、攻守に弱点の少ないレフティーのオールラウンドプレイヤーだ。ポジションはシューティングガードだが状況に応じてポイントガードやスモールフォワードまでこなす。
オフェンスでは様々な引き出しを持ち、ピックアンドロールを使いオフェンスを組み立てるのを好む。ドライブから引き付けてのパスや独特のリズムでレイアップに持ち込んで得点するスラッシャーとしての一面もあれば、外角から攻撃するシューターとしての一面もある器用な選手だ。
トレバー・アリーザ選手は、身長203cm。体重99kgとポジションはスモールフォワードながら大柄な体格をしている。アリーザ選手は特に守備面での貢献が高く評価されており、長い手足と抜群の瞬発力を生かしたスティール数はリーグ上位の成績だ。
クイックネスとディフェンス能力から「コブラ」とあだ名されている「エースストッパー」だ。また攻撃面においては、アリウープにも対応可能であり、近年はジャンプシュートも改善され、スリーポイントシュートも安定してきた事から評価を更に高めている選手だ。
2016年シーズンから新加入する選手で注目したいのがエリック・ゴードン選手だ。強靭な肉体と優れた跳躍力を誇るシューティングガードの選手で鋭いペネトレイトやファウルを貰う技術、アウトサイドシュートなどオフェンスに必要な能力の全てを備えている。
近年目立った活躍は見られていないものの高校バスケ界ではスター選手だった事や2009年にはオールルーキー2ndチームに選ばれるなど、能力は間違いないので新天地でいかにチームにかみ合ってくるか期待したい。
近年、好成績ではあるもののファンの方は更に好成績を求めるものだ。ヒューストン・ロケッツは正にそういうチームの一つだ。 過去にはNBAファイナルを制覇したこともある実績のあるチームなので、今期の活躍を期待したい。