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優勝3回、NBAの熱いチームマイアミ・ヒートの注目選手

2017 2/16 19:10
バスケットボール
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Photo by Ververidis Vasilis/Shutterstock.com

2010-11シーズンから4シーズン連続ファイナル進出、そのうち2回優勝に輝いたNBAのマイアミ・ヒートをご存知だろうか。プレーオフ常連チームだ。ここではマイアミ・ヒートの歴史や戦歴、現役注目選手を紹介したい。

ウェスタン・カンファレンスからの出発

マイアミ・ヒートはNBAイースタン・カンファレンスのサウスイースト・ディビジョンに属するチームだ。本拠地はフロリダ州マイアミにあり、ホームアリーナはアメリカン・エアラインズ・アリーナだ。
創設は1988年だが、当初はウェスタン・カンファレンスに組み込まれ、遠征の戦いを余儀なくされる。初年度の成績が15勝67敗だったのも、当然かもしれない。翌年はイースタン・カンファレンスのアトランティック・ディビジョンに移動して、現在のサウスイースト・ディビジョンに組み込まれたのは2004年のことだった。

初めてのファイナル進出で優勝

イースタン・カンファレンスに移動したマイアミ・ヒートは徐々に戦力を蓄える。1991-92シーズに初めてのプレーオフに進出すると、その後プレーオフ常連チームにはなる。しかし、ファイナルにはなかなか進めなかった。最初のファイナル進出は2005-06シーズンだった。
ドラフトやトレードでの強化策が実を結び、ファイナルではダラス・マーベリックスを4勝2敗で退け優勝してしまう。その後はレブロン・ジェームズ選手、ドウェイン・ウェイド選手、クリス・ボッシュ選手を擁し2010-11シーズンから4シーズン連続ファイナル進出を果たした。2015-16シーズンは準決勝まで進んだが、2016-17シーズンは22試合終了時点で7勝15敗と精彩がない。

期待のフォワード、ジャスティス・ウィンズロウ選手

ジャスティス・ウィンズロウ選手は1996年生まれ、身長2.01m、体重102kg、背番号20のスモールフォワードだ。高校で大活躍をして、デューク大学に進学、主力で活躍するが、2015年のドラフトに登録して、マイアミ・ヒートから全体10位で指名を受け入団した。
プロ1年目の2015-16シーズンには78試合に出場して、平均得点6.4、平均リバウンド5.1、平均アシスト1.5を残し、オールルーキーチーム2ndチームに選出された。1年目からプレーオフも経験していて、今後に期待が持てる選手だ。

苦労人センター、ハッサン・ホワイトサイド選手

ハッサン・ホワイトサイド選手は1989年生まれ、身長2.13m、体重120kg、背番号21のセンタープレヤーだ。マーシャル大学から2010年のドラフトでサクラメント・キングスに全体33位で指名されるが、活躍の場がなく2012年には解雇される。その後は中国のプロバスケットチームでプレーをして、NBAに復帰したのは2014年だった。
入団と解雇を繰り返した後、マイアミ・ヒートと契約中にシカゴ・ブルズとの対戦で25分の出場で14得点、13リバウンド、12ブロックのトリプルダブルを達成して有望選手の仲間入りをする。2016-17シーズンではリバウンドリーダーとしてチームを引っ張る存在だ。

スロベニア出身アシストリーダー、ゴラン・ドラギッチ選手

ゴラン・ドラギッチ選手は1986年生まれ、身長1.90m、体重86kg、背番号7のポイントガードだ。出身地はスロベニアでプロには2003年スロベニアのチームでデビューした。NBAへの入団は2008年だ。この年のドラフトで全体45位でサンアントニオ・スパーズに指名される。しかしフェニックス・サンズに請われトレードが成立、サンズ、ヒューストン・ロケッツ、サンズと渡り歩き、2015年弟と共にマイアミ・ヒートに入団した。
ヒートでは直にレギュラーとして登用、2015-16シーズンでは72試合に出場して、平均得点14.1、平均アシスト5.8の成績を残した。2016-17シーズンではアシストリーダーとして活躍している。

まとめ

フロリダ半島の先端を本拠地に持つマイアミ・ヒートについて紹介した。 少し前はファイナルの常連だったが、最近では好不調がハッキリしたシーズンを過ごしている。 名前のとおり熱い気持ちで、2016-17シーズンも乗りきって欲しいものだ。