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来日したことも!NBA・ミネソタ・ティンバーウルブズの注目選手とは

2017 2/16 19:10
バスケットボール
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Photo by pixfly/Shutterstock.com

かって日本でも公式戦を行ったことがある、ミネソタ・ティンバーウルブズをご存知だろうか。リバウンド王に4回輝くことになるケビン・ガーネット選手を擁し、本場のバスケットを見せてくれた。ここではミネソタ・ティンバーウルブズの歴史や現役注目選手を紹介する。

地元民の思いで作られたチーム

ミネソタ・ティンバーウルブズはNBAウェスタン・カンファレンスのノースウェスト・ディビジョンに属するチームで、本拠地はミネソタ州ミネアポリス市、ホームアリーナはターゲット・センターだ。創設は1989年とそれほど古くない。当時ミネソタ州にはバスケットボールチームがなく、地元民の思いが作ったチームだった。
創設からしばらくは弱小チームで、7年間は勝率4割を超えることができないシーズンが続く。それでも、1995年ドラフトでケビン・ガーネット選手を獲得した頃から、チームは上昇の気配を見せ始めた。

プレーオフ進出もファイナルの経験なし

1995年にガーネット選手を獲得すると、同じ年にはトレードでトム・ググリオッタ選手 を獲得、1996年にはドラフト直後のトレードでステフォン・マーブリー選手を獲得するなど、積極的に補強に乗り出し、1996-97シーズンには40勝42敗ながら初めてのプレーオフに駒を進める。
その後、連続して8回プレーオフに進出するも7回は1回戦負け、8回目の2003-04シーズンでカンファレンス決勝まで勝ち進んだが、ファイナル進出はできなかった。以降プレーオフ進出は果たしていない。2016-17シーズンも21試合終了時点で6勝15敗と苦しいスタートとなっている。

ポイントゲッター、アンドリュー・ウィギンズ選手

アンドリュー・ウィギンズ選手は1995年生まれ、身長2.03m、体重90kg、背番号22のスモールフォワードだ。出身地はカナダのトロントでカンザス大学に進むが、2014年ドラフトにエントリーすると、全体1位でクリーブランド・キャバリアーズに指名される。しかし、シーズンが始まる前にトレードされミネソタ・ティンバーウルブズの一員になった。全体1位指名で試合をしないままトレードされた珍しい経歴の持ち主だ。
1年目から82試合全試合にスターティングメンバーで出場して、ルーキーオブザイヤーに選ばれている。3年目となる2016-17シーズンも順調で、ポイントリーダーとして活躍している。

リバウンドはお任せ、カール・アンソニー・タウンズ選手

カール・アンソニー・タウンズ選手は1995年生まれ、身長2.13m、体重111kg、背番号32のセンタープレーヤーだ。ケンタッキー大学から2015年のドラフトにエントリーすると、ミネソタ・ティンバーウルブズに全体1位で指名され、入団する。
1年目の2015-16シーズンから全試合にスターティングメンバーで出場すると、平均得点18.3、平均リバウンド10.5を記録して、月間最優秀新人選手には6か月連続選出されると、シーズンのルーキーオブザイヤーに選ばれた。2年目となる2016-17シーズンも、得点源として、リバウンドリーダーとして活躍している。

オリンピックにも出場、スペイン出身リッキー・ルビオ選手

リッキー・ルビオ選手は1990年生まれ、身長1.93m、体重86kg、背番号9のポイントガードだ。出身地はスペインのバルセロナで、プロになったのは2005年だった。スペインのプロバスケットボールリーグに14歳の若さでデビューをしている。
NBAへのデビューは2011年だ。41試合に出場して平均得点10.6、平均アシスト8.2を記録してオールルーキーチーム1stチームに選ばれた。NBA6年目となる2016-17シーズンはアシストリーダーとして、チームに貢献している。また、2016年リオオリンピックにはスペイン代表として出場、銅メダルに輝いた。

まとめ

NBAのミネソタ・ティンバーウルブズについて、戦歴や現役注目選手について紹介した。 最近これといった成績を残せていないチームだが、2015、2016年と連続してルーキーオブザイヤーを輩出している。 彼らが成長すれば、おもしろいチームに変身するのではないだろうか。