ファイナル出場は歴代1位
ロサンゼルス・レイカーズはNBAウェスタン・カンファレンスのパシフィック・ディビジョンに属すチームで、本拠地はロサンゼルス、ホームアリーナはステイプルズ・センターだ。
創設は古く、NBAが結成される前の1946年、デトロイト・ジェムズとして誕生した。1947年にはミネアポリスに本拠地を移し、ミネアポリス・レイカーズ、1960年にはロサンゼルスへ移転してロサンゼルス・レイカーズが誕生する。ミネアポリス時代から戦績は素晴らしく、NBAファイナル出場は歴代1位の31回で優勝回数は歴代2位の16回を数える。
黄金時代
ロサンゼルス・レイカーズは2度黄金時代を築いている。1979年ドラフトでマジック・ジョンソン選手を全体1位指名すると、1979-80シーズンファイナルで大活躍、優勝に導く。以降1987-88シーズンまでの9シーズンで優勝5回の強さを誇った。2回目は1999-00?2001-02シーズンまでの3連勝だ。シャキール・オニール選手がセンター、コービー・ブライアン選手がスモールガードで活躍し、黄金時代を作った。
しかしその後は2008-09、2009-10シーズンと2連覇はあるものの、2012-13シーズンのプレーオフ1回戦敗退を最後にプレーオフに進出するどころか、勝率も5割を切り、2015-16シーズンに至っては、17勝65敗と生涯最低勝率を記録してしまった。
レギュラーに定着、ディアンジェロ・ラッセル選手
ディアンジェロ・ラッセル選手は1996年生まれ、身長1.96m、体重 88kg、背番号1のポイントガードだ。出身はオハイオ州立大学、2015年ドラフトにおいて、全体2位でレイカーズに指名された。
大学時代平均19.3得点を上げ、活躍が期待されたラッセル選手だったが、NBA1年目の成績はそれほど芳しいものではなかった。82試合中80試合に出場してスターティングメンバーになったのは48試合、平均出場時間は28.2で平均得点は13.2だった。2年目の2016-17シーズンでは得点に、アシストに、チームリーダーとしての期待がかかる。
怪我からカムバック、ジュリアス・ランドル選手
ジュリアス・ランドルは1994年生まれ、身長2.06m、体重113kg、背番号30のパワーフォワードだ。出身はケンタッキー大学、2014年ドラフトにおいて、全体7位でレイカーズに指名された。
大学時代は平均得点19、平均リバウンド10.3の成績を残しており、ルーキーシーズンから活躍が期待されたが、開幕戦で骨折をしてしまい、1年間を棒に振る。2年目は怪我も治り81試合に出場で、平均得点は11.3ながら平均リバウンドは10.2と活躍を見せた。2016-17シーズンでの活躍が期待できる。
今後に期待、ブランドン・イングラム選手
ブランドン・イングラム選手は1997年生まれ、身長2.06m、体重97kg、背番号14のショートフォワードだ。出身はノースカロライナ州のデューク大学で、2016年のドラフトにおいて、全体2位でレイカーズに指名された。
イングラム選手は大学では1年生の1年間しかプレーしていないが、成績は平均得点17.3、リバウンド6.8、アシスト2.0を残している。ルーキーとして臨んだ2016-17シーズンでは、スターティングメンバーとしての出場は少ないものの、多くの試合に使ってもらいそこそこの成績を残している。今後が期待できる選手だ。
まとめ
NBAの名門ロサンゼルス・レイカーズについて、華々しかった歴史や、現状、注目選手について紹介した。
ここに挙げた3選手はいずれもレイカーズがドラフトで1位指名して獲得した有望株ばかりだ。
かつての強いレイカーズを見ることができるのも、そう先のことではないかもしれない