スラムダンクコンテストでほぼ満点をたたき出したヴィンス・カーター
ヴィンス・カーターは、NBAのメンフィス・グリズリーズに所属しているシューティング・ガードだ。
今ではNBA屈指のスラムダンカーとして人気を博しているヴィンス・カーターだが、そのきっかけはプロ2年目のオールスター前日に行われるNBAオールスター・スラムダンクコンテストだった。
ここで、彼は全5回の試技のうち、3回で満点の50点を、残りの2回でも49点という離れ業をやってのけたのだ。
特にダンクした腕をそのまま肘までゴールの中に入れる技はカーターオリジナルの業であり、非常に人気がある。
アメリカ代表としてもシドニーオリンピックで金メダルに輝いている。
小柄なダンカー、ネイト・ロビンソン
ネイト・ロビンソンは、現在はNBAではプレーしていないが、NBAスラムダンク・コンテストで歴代最多の3回の優勝を誇る名ダンカーだ。
ポジションはポイントガードであり、身長も175cmと決して大柄な選手ではない。
しかし、特筆すべきは、垂直飛び90.2cmを記録する非常に優れた身体能力であり、ポイントガードでありながら、そのプレイスタイルはほぼシューティングガードと評されている。
2015年を最後にNBAの表舞台からは遠ざかっているが、現在は中国でのプレーを希望しているといったうわさが流れたり、NHLに挑戦しているといったうわさが流れたりするなど、コートの外でも色々と話題を振りまいている選手だ。
「ヒューマン・ハイライト・フィルム」、ドミニク・ウィルキンス
ドミニク・ウィルキンスはNBAの殿堂入りも果たしている名選手だ。
ヒューマンハイライトフィルムというニックネームがつけられているように、得点能力、特に慎重203cmの長身を生かしたダンクシュートの能力の高さが折り紙付きの選手だった。
得点王を1回、NBAオールスタースラムダンクコンテストに2回優勝している。
1986年からは9年連続でオールスターゲームに出場する等の偉大な功績を残したにもかかわらず、偉大な50選手に選ばれなかった際には、物議を醸した。
「Dr.J」、ジュリアス・アービング
ジュリアス・アービングは、当初ABAでプレーしていた選手だったが、のちにNBAに移籍した。
ポジションはスモール・フォワードで、身長201cmに加え、驚異的な跳躍力から繰り出されるダンクシュートは「芸術品」と称されていた。その芸術的なダンクシュートから「Dr.J」とのニックネームで呼ばれ、今でも伝説的な名選手としてNBAファンに称賛されている。
ABA時代に驚異的な成績を残していたがNBA移籍後も、オールスターMVP2回、シーズンMVP1回、優勝1回という成績を残している。
田臥に続くNBAプレーヤーとなるか?渡邊雄太
渡邊雄太選手は現在ジョージ・ワシントン大学に在学中の大学生だ。大学生ではあるが、田臥勇太選手以来の日本のバスケットボール界を変えられる選手と言われている選手だ。
206cmと日本人にしては大柄な身長でありながら、そのプレイスタイルはカットインもスリーポイントシュートも打てるオールラウンダー。
もっとも、一番注目すべきはここで取り上げているように高さ十分のダンクシュートだ。
アメリカでプレイしている影響もあってか、日本人プレーヤーでありながら積極的にダンクに向かう姿勢が目立つ選手で、2016年リオデジャネイロオリンピックでは日本代表に選出された。
まとめ
ダンクシュートは見る者を魅了する非常に魅力的なプレイだ。上記ではNBAの伝説的な名プレーヤーから日本人期待の若手まで紹介した。
ダンクシュートで場を盛り上げる選手が今後も数多く登場してくれるとNBAだけでなくBリーグも盛り上がることだろう。