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バスケ・スリーポイントシュートの名選手を紹介

2017 1/10 23:42
バスケットボール,ⒸShutterstock.com
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Photo by Evgenii Matrosov/Shutterstock.com

スリーポイントシュートと言えば、バスケットボールの花形的シュートだ。 スリーポイントラインの外から美しい放物線を描くシュートは当然難易度も高く、これが得意な選手にとっては非常に大きな武器になる。 そんなスリーポイントシュートの名手を紹介する。

スプラッシュ・ブラザーズの一員、クレイ・トンプソン

クレイ・トンプソンは、アメリカ人のNBAプレーヤーで、現在は、ゴールデンストリート・ウォリアーズに所属している。 ポジションはシューティングガードで、チームメイトのステフィン・カリーとはスプラッシュブラザーズと呼ばれるほどのスリーポイントシュートの名手だ。
モーションには無駄がなく、クイック・リリース・ショット・テクニックでは群を抜いていると言われている。
1試合20点程度を稼ぎ出し、2015年にはNBAチャンピオン、アメリカ代表としても2016年のリオデジャネイロ・オリンピックで金メダルに輝いている。

2年連続のMVP、ステフィン・カリー

前述した、クレイ・トンプソンと同じくゴールデンストリート・ウォリアーズに所属し、2人で、スプラッシュブラザーズと呼ばれている。 NBAオールスターゲームの前日に開催される、スリーポイントシュートの祭典では、2015年にステフィン・カリーが、2016年にクレイ・トンプソンがそれぞれ優勝している。
ステフィン・カリーは優れたハンドリングテクニックでスペースを作り出し、そこから通常のジャンプのような感覚でシュートを打つことができるステフィンの技術は、NBAの歴史でも屈指と言われている。 2015年・2016年は連続してNBAのMVPに輝いており、スティール王、得点王に2016年には輝いている。

シーズン最多のスリーポイントシュートでの得点、レイ・アレン

レイ・アレンは、NBA史上屈指のスリーポイントシューターで、ミルウォーキー・バックス等で活躍した。
NBA歴代最多のスリーポイントシュートの成功数を記録している他、2001年には上述したオールスター前日のスリーポイントシュートの祭典で優勝している。
また、2005年ー2006年シーズンには、シーズン最多のスリーポイントシュートの成功数を記録した。
基本的には味方のスクリーンを使い、スペースを作り出して非常にきれいなフォームでシュートを鎮める。パスを受けてからシュートまでのモーションの速さはその彼の秀でた技術の象徴だ。

選手だけでなく、指導者としての実績も、ジェイソン・キッド

ジェイソン・キッドは、NBA歴代プレーヤーの中で第3位のスリーポイント成功率を誇る名シューターだ。 現在はミルウォーキー・バックスのヘッドコーチを勤めている。
プレーヤーとしてのキャリアをスタートさせた直後は、ジャンプシュートが非常に苦手な選手だったが、練習を重ね、最終的にNBA歴代3位の成功率を誇るまでになった。
アメリカ代表として金メダル2回を獲得している他、1995年には新人王にも輝いており、2011年にはNBAチャンピオンになっている。

日本が誇る鉄人、折茂武彦(おりも たけひこ)

折茂選手は現在、Bリーグ、レパンガ北海道の選手兼オーナーとして活躍する選手だ。
正確なスリーポイントシュートは日本一の技術と称され、日本リーグでは8000得点、43歳となった現在でもBリーグの得点王争いに顔を出している、鉄人と呼ぶに相応しい選手。
シュートリリースの際、わざと伸ばし気味にした中指の爪に乗せてシュートを放つのが特徴だ。 北海道で選手生命を全うすることを宣言しており、「ミスターレラカムイ」と呼ばれている。

まとめ

スリーポイントシュートはブザービートと呼ばれるような感動的な場面をしばしば演出してくれるシュートだ。 打ち方も十人十色であり、それぞれの選手の特徴を見ながらその美しい放物線に酔いしれるのも一興だろう。