最大のインカレ優勝数!日本体育大学
「日体大」こと日本体育大学は、その名の通り運動をする学生を支援していくスタイルの大学だが、バスケットボールにおいても大きな実績を残している。
特筆すべきは大学バスケットボール最大の大会である全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)での成績だ。合計14回の優勝を果たし、かつては多くの大学の目標となった存在だったのである。
現在は、2001年以来遠ざかっているインカレ優勝を目指すために、練習に励む日々を送っている。
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今年から統合された新プロリーグ・Bリーグが開幕したことで、より一層の盛り上がりを見せる日本のバスケットボールだが、アマチュアの中心的存在である大学ではどこが強いのだろうか。 本稿ではバスケットボールの強豪大学を関東にフォーカスして紹介しよう。
「日体大」こと日本体育大学は、その名の通り運動をする学生を支援していくスタイルの大学だが、バスケットボールにおいても大きな実績を残している。
特筆すべきは大学バスケットボール最大の大会である全日本大学バスケットボール選手権大会(インカレ)での成績だ。合計14回の優勝を果たし、かつては多くの大学の目標となった存在だったのである。
現在は、2001年以来遠ざかっているインカレ優勝を目指すために、練習に励む日々を送っている。
近年、最も強い大学といえば、2014、2015年のインカレを制した筑波大学が上がってくるだろう。
同大学OBとして現役時代大活躍した吉田健司氏をヘッドコーチとするチームは近年凄まじい成長を見せており、日本において大きな存在感を誇る大学となっている。
女子バスケットボールにおいてもインカレを制しているので、現在は男女ともに全ての大学バスケットボール部から目標にされる存在だといってもいいだろう。
東海大学は2012、2013年を始めとして計4回の優勝を誇っている強豪大学である。
野球など他のスポーツも非常に強く、神奈川県最高クラスのスポーツ大学といってもいいだろう。
大塚裕土選手、多嶋朝飛選手といった卒業後プロバスケットボールの選手として活動しているOBが多いことも特筆すべきことであり、今後はインカレでのさらなる活躍と日本代表にまで選出されるレベルのスター選手を育成することに期待がかかっている。
慶応大学は初代のインカレ王者になると、1950年代は圧倒的な存在感を誇る大学として知られていた。
しかし、その後は低迷が続き、数十年にわたって予選リーグの2部をさまようなどの苦しい時期を過ごすことになったのだ。
転機が訪れたのは2000年代で、2003年に1部復帰を果たすと2004年にはいきなりインカレ優勝を果たして復活を印象付けた。
今後は強豪としての復活を目指す戦いに挑んでいくことになるだろう。
これまでのインカレ直近2連覇を果たしているという実績もあり、現在は筑波大学が頭一つ抜けている印象を受ける。
やはり大学としてトップにい続けるには優秀な指導者が必要になってくるので、その他の大学の指導者の取り組みにも注目が集まってくるだろう。
これから世界に通用するバスケットボール選手を育成していくという意味でも、関東の大学バスケットボール界は切磋琢磨してさらなる高みを目指していってもらいたいものだ。
大学で大きな実績を残した選手は、プロの舞台でも活躍していくことが予想される。Bリーグを好んでいるという人は大学バスケットボールもチェックしてみると、今後日本代表として活躍するかもしれない選手をいち早く見つけることができて、面白いかもしれない。